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Huluオリジナルアニメ「ピッグ – 丘の上のダム・キーパー」配信開始 海外スタジオから日本へ
- 2017/8/4
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日本のHuluがオリジナル番組として製作したアニメーション『ピッグ – 丘の上のダム・キーパー』の配信が2017年8月4日よりスタートした。ピクサー出身のアニメーターを中心にチーム組むスタジオのトンコハウスが、日本のHuluに向けて制作した。
『ピッグ – 丘の上のダム・キーパー』は米国アカデミー賞の短編アニメーション部門ノミネートの『ダム・キーパー』と同じ世界観を持つショートシリーズの作品で、8月4日をスタートに、全10話が毎週金曜日に配信される。
もともとの『ダム・キーパー』は3DCGの作品だったが、本作では一転して絵本のような2Dタッチとなった。総監督として前作の堤大介、ロバート・コンドウは残るが、監督はやはりピクサー出身のエリック・オーが新たに務める。監督は配信に先立って来日、都内でトークイベントも開催した。
本作では街を守るために姿を消した父親持つ主人公の少年ピッグとフォックスの友情が中心に描かれる。日常で発見する友情や学びなどがテーマだ。制作にあたっては、原画・動画31,000枚を使用、制作期間には8ヶ月を費やした。
近年は、映像配信プラットフォームのビジネスの成長もあり、大手企業が人気の高いアニメの導入に積極的だ。外資系プラットフォーム向けを中心に「配信ファースト」を掲げたオリジナルアニメタイトルの制作も増えている。
一方で、日本資本のHuluが逆に米国の注目スタジオのオリジナルアニメーションをピックアップする面白いかたちになっている。『ダム・キーパー』は、今後もさらに大きな展開も目指されているだけに、『ピッグ – 丘の上のダム・キーパー』もグローバルに通用する作品、キャラクターとして今後も期待されそうだ。
『ピッグ – 丘の上のダム・キーパー』
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