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全編150分トンコハウス「ONI:神々山のオナリ」、CG映像公開
- 2022/6/13
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短編アニメーション『ダム・キーパー』の心暖まるストーリーで注目浴びたトンコハウスが現在制作中の新作の最新情報が明らかにされている。作品はNetflix向けのオリジナルシリーズで、これまでは『ONI』のタイトルで知られていた。
今回の発表では、本作の日本語タイトルが『ONI:神々山のオナリ』に決定したことが発表された。監督は『ダム・キーパー』の共同監督でもあった堤大介、脚本は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などの岡田麿里。日本民話の世界観をモチーフに鬼のほか、神様や妖怪たちも登場する優しさいっぱいの作品になる。
作品は全編をフルCGアニメーションで制作、全4話約150分となる。トンコハウスにとってはこれまでにない大作だ。
邦題決定に加えて、新ビジュアや声優キャストも公開されている。『ONI』は2018年に日本のストップ・モーションのスタジオであるドワーフとのパイロット版から企画が始まった。現在は、東京のCGアニメーションスタジオ「MEGALIS VFX」と映像を制作、また制作にはアニマとマーザ・アニメーションプラネットも参加する。パイロット版当初のビジュアルを背景に、今回は重厚さも加わった映像に仕上がっている。
Netflixでの正式な配信開始日は、まだ明らかにされていない。しかし6月13日から始まったアヌシー国際アニメーション映画祭では堤大介氏、岡田麿里氏が登壇するトークセミナーが開催されるなど、いよいよリリース時期が迫っているようだ。
声の出演も豪華な役者が揃った。青春ドラマ『ベビーシッターズ・クラブ』主演のモモナ・タマダやアーチー・イェーツ、クレイグ・ロビンソン、タントゥー・カーディナらが参加。
また日本からも英語版キャストのひとりとして沢城みゆきが参加する。『ルパン三世』峰不二子役や『HUNTER × HUNTER』クラピカ役などでもお馴染みのベテラン声優がどんな役柄で登場するのかも注目だ。
『ONI:神々山のオナリ』
原作・監督: 堤大介
エグゼキュティブ・プロデューサー: 堤大介、ロバート・コンドウ、ケーン・リー
プロデューサー: サラ・K・サンプソン
共同エグゼキュティブ・プロデューサー: サラ・K・サンプソン、メーガン・バーテル
脚本: 岡田麿里
アニメーションスタジオ: トンコハウス