トンコハウスNetflixオリジナルシリーズ「ONI」、脚本に岡田麿里を起用

堤大介監督作品『ONI』

 Netflixオリジナル作品として制作中のアニメーション『ONI』に、脚本家の岡田麿里が起用されることが明らかになった。2021年9月10日、「LightBox Expo 2021」で開催された「ジャニー・オブ・トンコハウス Journey of Tonko House」のトークで、制作を進めるトンコハウスのスタッフである堤大介、ロバート・コンドウらが明らかにした。
 『ONI』はNetflixオリジナルのミニシリーズとして、制作発表がされている。すでに制作が進んでおり、作品のCGパートには、Megalis VFX、マーザ・アニメーションプラネット、アニマと日本のCG3会社が参加する。

 岡田麿里は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『ひそねとまそたん』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』と数々の人気アニメを手がけたヒットメーカーで、2018年には『さよならの朝に約束の花をかざろう』で初監督を務めて話題を呼んだ。
 堤大介は岡田を最も尊敬すべき日本の脚本家のひとりとし、主人公の強さと脆さを表現するのにぴったりと起用の利用を説明する。『ONI』は英語での作品になるため、岡田が関わる初の英語作品となる。

 トンコハウスは2014年にピクサー・アニメーション・スタジオで活躍したロバート・コンドウと堤大介が設立した小規模でクリエイティブを重視したスタジオ。ふたりの代表作には米国アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた『ダム・キーパー』がある。現在はカリフォルニア州のバークレイと日本の金沢にスタジオを構えている。
 『ONI』は日本の昔話に着想を得た作品で、日本の伝統工芸的な味わいを映像で表現するとしている。

「LightBox Expo 2021」で開催された「ジャニー・オブ・トンコハウス Journey of Tonko House」

トンコハウス
http://www.tonkohouse.com/

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