人気アニメシリーズ『マクロスF(フロンティア)』のライブコンサートが、全世界に生配信されることになった。配信される公演は2021年11月10日に幕張イベントホールで開催される「SANKYO presents マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~」だ。
本公演は『マクロスF』にフォーカスしたライブとしては、2010年の「カンノヨーコ Produce マクロスF 超時空スーパーライブ Merry Christmas without You」以来11年ぶりとなる。当初は今年2月に開催を予定していたが、新型コロナウィルス感染症対策として延期をしていた。
ライブの見どころは、May’nと中島愛のという作品を支えた2大アーティストが、それぞれシェリル・ノーム、ランカ・リーとして楽曲を披露する。ファンにとっては堪らないものとなる。
このライブの様子を会場だけでなく、広く国内外に届けることが発表された。まず国内では全国各地の映画館でライブ・ビューイングとして上映する。現在ライナンップされている劇場は60スクリーン以上、全席指定で税込4200円。
さらに日本も含む世界に向けて、オンラインでのライブ配信も実施する。こちらも価格は税込4200円となる。11月10日の生配信に加えて、翌日11日23時59分までアーカイブ配信も提供する。アニメ関連のライブはもともと物理的な制約もあり海外では頻繁とはいかない。加えて新型コロナもあり、直近での実施はほとんどない。そのなかで日本からライブ配信は、海外のファンからも関心を集めそうだ。
『マクロスF(フロンティア)』は、マクロスシリーズ25周年記念として2008年にテレビ放送を開始した。高い人気からその後『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』、『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』と劇場映画も製作されている。
2021年11月10日には新作『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』と『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』の公開を予定している。また新たな動きが相次ぐ。
また今年4月にはシリーズのライセンスを管理するビックウエストが、米国のHarmony Gold USAと「マクロス」と「Robotech(ロボテック)」が今後のプロジェクト展開で協力していくと発表している。この合意を『マクロスF(フロンティア)』の積極的な海外展開に影響を与えていそうだ。
「SANKYO presents マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]
~まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!~」
https://macross.jp/special/macrossf2021_7e143bf8/