2021年9月18日と19日の2日間、毎年秋の総合アニメ・マンガイベントとしてお馴染みの「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2021」が京都市内各所で開催された。今年で10回目、年々注目の増すイベントだが、今年は昨年に続き新型コロナ禍、緊急事態宣言もだされているなかとあり、密を避けたかたちでの開催となった。
入場者数を厳しく制限したこともあり、開催2日間のメイン会場みやこめっせとロームシアター京都の動員数は1万1119名にとどまった。このほか京都国際マンガミュージアムや東映太秦映画村などでの人出も含めて、リアルでの総来場者数は1万7491名となった。
それでも会場は例年どおり人気のアニメ・マンガが集まり、国内のポップカルチャーシーンを盛り上げた。メイン会場への企業・団体の出展は51、会場に設けられた2 つのステージでは合計 20 プログラムを行われ、新作アニメの上映会、トークショーなどが人気を呼んだ。
ステージイベントの一部はオンラインでも配信され、視聴者総数は9月22日までで4万2505名になっている。ハイブリットなかたちで多くのファンに最新情報を伝えた。
多くのイベントが開催中止・延期になるなかリアル開催となった京まふが無事開催されたことは、今後のイベント開催にもつながりそうだ。新型コロナ禍との併存のひとつの方向性も示しそうだ。
京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2021
http://kyomaf.kyoto/