石田祐康「雨を告げる漂流団地」2022年Netflix世界独占配信、スタジオコロリド新作映画

石田祐康「雨を告げる漂流団地」

 2018年に長編アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』の監督で大注目を浴びた石田祐康の最新映画の製作が発表された。小学6年生の子どもたちを主人公にした冒険ファンタジー『雨を告げる漂流団地』である。アニメーション制作は『ペンギン・ハイウェイ』に続きスタジオコロリド、ツインエンジンが企画する。
 製作発表は2021年9月25日21時(日本時間)からオンライン上で開催されたNetflixのファンイベント「Netflixアニメステージ」でとなった。ツインエンジンの山本幸治プロデューサーが出演し、最新情報を明らかにした。
 発表の場がNetflixのイベントとなったのは、『雨を告げる漂流団地』がNetflix映画として2022年に全世界独占配信をするためだ。番組のなかで早速、ビジュアルとティザーPVも紹介された。さらに日本では全国公開も予定している。

 Netflix映画となったのは、2020年に同じスタジオコロリドの長編映画『泣きたい私は猫をかぶる』の成功がありそうだ。同作は世界30カ国以上で映画ランキングTOP10に入るなど人気を集めたからだ。2022年のNetflixアニメのキラータイトルの位置づけと見られる。
 スタジオコロリド、ツインエンジンも、より多くの鑑賞者にアプローチするべくが全世界独占配信を選らんだとみられる。

 石田祐康監督は大学時代に自主制作した『フミコの告白』で多くの受賞をして注目を浴びた。2020年の『ペンギン・ハイウェイ』は初の長編映画。スタジオコロリドの丁寧で伸びやかな映像と相まって、高い評価をされた。現在33歳、今も注目される若手のアニメ監督のひとりである。
 『ペンギン・ハイウェイ』の次がどのような作品になるか関心を集めていた。小学生が主人公、冒険ファンタジーとなれば、これまでの石田監督の得意とするところだ。
 キャラクターデザインには永江彰浩、キャラクターデザイン補佐には加藤ふみと、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』のスタッフが今回も固める。

 『雨を告げる漂流団地』の物語のスタートは取り壊しの決まった団地、夏休みのある日、そこで遊んでいた小学6年生の航祐(こうすけ)と夏芽(なつめ)は不思議な現象に巻き込まれて、気づくとあたり一面の大海原にいた。大海原を漂流する団地は、どこへ向かうのか。少年少女のひと夏の冒険が始まる。

『雨を告げる漂流団地』
https://www.hyoryu-danchi.com/
http://www.netflix.com/DriftingHome

監督:石田祐康
脚本:森ハヤシ/石田祐康/坂本美南香
キャラクターデザイン:永江彰浩
キャラクターデザイン補佐:加藤ふみ
音楽:阿部海太郎
企画プロデュース:山本幸治
制作:スタジオコロリド
企画:ツインエンジン

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