ASIAGRAPH2016 創(つむぎ)賞 新海誠監督が受賞、10月29日に授賞式

アイズナー賞

映画『君の名は。』の大ヒットが話題を呼ぶ中で、新海誠監督が個性たっぷりの賞に輝いた。今年で10回目を迎えるASIAGRAPH2016 創(つむぎ)賞に、新海誠監督が選ばれた。また、創賞と同時に発表される匠(たくみ)賞には、世界的な評価を獲得する建築家の妹島和世氏に決まった。
両賞とも10月29日に東京・青梅の日本科学未来館で開催されるデジタルコンテンツEXPO 2016の会場にて授賞式が行われる。授賞式には、新海誠監督も出席する予定だ。

ASIAGRAPH 創賞、匠賞は、デジタルコンテンツEXPOがスタートした2007年から毎年各1名を選出している。デジタルコンテンツ分野で多大な功績を遺した人物を顕彰するもので、創賞はクリエイティブと文化の領域で優れた業績を残した人物を、匠賞はコンテンツと技術の領域の専門家や研究者を対象とする。
創賞ではこれまでもアニメーション分野からの受賞が少なくない。プロデューサーの鈴木敏夫氏、石川光久氏、アニメーション監督では押井守監督、細田守監督、原恵一監督が選ばれており、これらに続くものだ。

新海誠監督は、1973年長野県生まれ。2002年にほぼ独力で制作した『ほしのこえ』で一躍注目を集めた。エンタテイメント性豊かなストーリーと映像のボリュームが、デジタル時代ならではのアニメーションの新しい可能性を世に示した。
その後も、『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』、『言の葉の庭』と次々と話題作を発表している。これらの作品を通じて、世界的な評価も獲得している。デジタルとクリエイティブをつなぐ文化への貢献は大きい。ASIAGRAPH 創(つむぎ)賞は、まさに新海誠監督に相応しい賞だといえるだろう。

[創(つむぎ)賞のこれまでの受賞者]

2007年 押井守
2008年 井上雄彦
2009年 宮本茂
2010年 鈴木敏夫
2011年 秋元康
2012年 細田守
2013年 清川あさみ
2014年 石川光久
2015年 原恵一
2016年 新海誠

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