2017年12月1日から3日まで、千葉・幕張メッセにて東京コミックコンベンション2017(東京コミコン2017)が開催される。世界各地で開催されるコミコンと呼ばれるポップカルチャーイベントの日本版として昨年誕生した。株式会社東京コミックコンベンション、そして東京コミックコンベンション実行委員会が主催するものだ。
映画やコミックなどを題材に大物ゲストを国内外から招聘、コミックアーティストや俳優らが会場を盛り上げることになりそうだ。さらに様々なテーマで設けられるステージイベントが目玉となる。
そんな東京コミコンで注目の大型作品が相次いで発表されることになった。まずは、2016年に記録的な大ヒットとなった『シン・ゴジラ』の監督でもある樋口真嗣が監督となる最新作、そして10月のニューヨークで電撃発表され注目を集めた『ニンジャバットマン(Batman Ninja)』である。
樋口真嗣最新作は12月3日(日)14時から、『ニンジャバットマン』は1日の14時から。いずれもワーナー ブラザース ジャパン合同会社のステージだ。
発表会の告知では、樋口真嗣は今回、総監督での参加となりそうだ。しかし、現時点で公開されたのは、雲と空を切り抜いた竜らしきかたちのシルエットのみだ。作品のタイトル、スタッフ、内容は、発表会にて明らかにされる。『ローレライ』、『日本沈没』を世に送り出してきた樋口監督の最も新しい挑戦が、東京コミコンの場で明らかになる。
そしてもうひとつの『ニンジャバットマン』。ニューヨークでではアニメーション制作に神風動画、監督に水﨑淳平、脚本に中島ずき、キャラクターデザインにの岡崎能士が発表されたが、この3人が会場に訪れる。さらなるゲストも予定しており、これまで以上の情報も期待できそうだ。
実際に、『ニンジャバットマン』はバットマンシリーズに連なるようだが、その内容は明らかにされていない。日本のスタッフが制作し、タイトルも『ニンジャバットマン(Batman Ninja)』となれば、これまでにないストーリーも予想される。12月1日には、それが明らかになる。
東京コミコンは2016年に、初開催されたばかりの新しいイベントだ。第1回はスタート当初の混乱もあったが、多くのファンが会場を訪れた。コミコンスタイルのイベントが日本でも望まれていることを感じさせた。
今年は昨年の111社を大きく上回る150以上の企業が出展する。ゲストの数も、ステージイベントも大幅に増加する。新作アニメ『ソードガイ The Animation』の第1話先行上映会&スタッフトークもあり、アニメファンにも見逃せないものとなりそうだ。
東京コミックコンベンション2017(東京コミコン2017)
http://tokyocomiccon.jp/