札幌に新しいCGアニメのスタジオ、サンジゲン/サブリメイション/Tooが協力

株式会社ウタリカ

 CG技術分野で活躍する3つの会社が協力して、北海道・札幌市に新しいCGアニメスタジオが誕生した。サンジゲンとサブリメイション、そして株式会社Tooが2020年12月に合弁で設立した株式会社ウタリカだ。
 サンジゲンとサブリメイションは共に都内に本社を持つCGアニメーション制作会社で、特にアニメファンに人気の高いセルルックスタイルのCGアニメを得意とする。ウタリカもアニメ制作での活躍が期待されそうだ。
 またTooはCGソフトウェアの代理店業務やカラーマーカーCopicの製造・開発でお馴染みだ。クリエイティブ分野の総合商社を掲げる。CG分野の新しいチャレンジにも積極的だ。

 今回の取り組みについて3社は、これまでになかった表現での生産力とクォリティのニーズへの対応を挙げている。近年はCG制作の需要が高まっているだけでなく、より高度な表現も求められている。これに対応するものだ。
 代表取締役にはサブリメイション取締役の須貝真也が就任。取締役副社長はサンジゲン代表取締役の松浦裕暁、取締役にTooの石井淳一、サンジゲン・金田剛久、サブリメイション・黒﨑豪といった布陣になる。札幌市内に本社スタジオを設け、サンジゲンとサブリメイションの作品を中心に手がけることになりそうだ。

 これとは別に市内東区の吉田学園情報ビジネス専門学校内にも産学スタジオを設置する。産学連携でクリエイターを育成、統一された管理システムを導入することで生産力を増強する予定だ。3年後には50名体制を目指す。
 社名のウタリカ(UTALICA) は、アイヌ語の「ウタリ=仲間」と「カ=作る」に由来する。ここからも北海道らしさが感じられる。地域に根差したスタジオを目指していることが分かる。

 サンジゲン、サブリメイションとも、都内だけでなく日本の主要都市に地方スタジオを積極的に拡張してきた。ウタリカもそうしたひとつと言える。
 ただし今回の特徴は、札幌進出にあたりサンジゲンとサブリメイションが手を組んだことだ。さらにTooの協力も大きい。新会社ではTooと共同でバーチャルキャラクターの開発にも挑戦する。新しいビジネスの枠組も注目を集めそうだ。

株式会社ウタリカ (英語表記:UTALICA Inc.)
https://utalica.jp/

設立:2020年12月
北海道札幌市/学内スタジオ:吉田学園情報ビジネス専門学校内

代表取締役 須貝真也
取締役副社長 松浦裕暁
取締役 石井淳一
取締役 金田剛久
取締役 黒﨑豪

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