日本動画協会、本年度も若手アニメーター等人材育成事業を担当

企業ニュース

 プロジェクトは2011年度にスタート、2014年度からは日本動画協会が毎年事業を受託、実施している。一般にはプロジェクトの愛称「あにめたまご」で知られている。
 日本動画協会はオリジナルアニメを制作し、人材育成をする制作団体を今後公募する。公募の詳細は、今後5月中旬に協会の公式サイトで告知する。昨年度は、ウィットスタジオの『Hello WeGo!』、ケイカ/グリオグルーヴの『斗え!スペースアテンダントアオイ』、日本アニメーションの『チャックシメゾウ』、Flying Ship Studio『キャプテン・バル』が事業に参加した。

 本年度も、公募や制作団体の選定、事業の実施・管理はこれまでのやりかたをほぼ踏襲するとみられる。
 一方で今年度は大きな変更点もある。受託制作団体数が従来の4つから3つに減少する。事業予算の削減が理由とみられる。若手アニメーターの不足から、人材育成が急務となっている時だけにやや残念な結果となった。

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 第2回新潟国際アニメーション映画祭
     今年3月に初開催されて話題を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭が、2024年3月に第2回を迎える。…
  2. 「アニメーションの表現」
     2023年10月23日から11月1日まで開催されている第36回東京国際映画祭は、昨年より上映本数、…
  3. 『いきものさん』© 和田淳・ニューディアー/東映アニメーション
     日本を代表するアニメーション作家として、いま“和田淳”を筆頭に挙げる人は多いだろう。2010年に『…
ページ上部へ戻る