アニメ人材育成目指す「あにめのため」、受託4団体募集開始、短編アニメ制作で人材育成

「あにめのたね」

 文化庁がアニメーション制作に関わる人材育成を目指すプロジェクト「アニメーション人材育成調査研究事業」が2021年度も実施される。19年度までの若手アニメーター育成プロジェクトを引継ぎ、昨年スタートしたプロジェクトの2年目にあたる。
 プロジェクトは若手アニメーター「短編アニメの制作を通じた技術継承」、「アニメ制作者を対象とした技術向上プログラム」、「業界志願者を対象とする基礎教育」の3つから構成される。若手だけなく、アニメ制作に関わる広い人材を対象としているのが特徴だ。

 このうちアニメーション制作を通じた技術継承を目的とする事業の受託制作4団体の募集が開始した。本年度も昨年に続き日本動画協会が事業全体を運営する。募集内容の問い合わせや詳細は、日本動画協会サイトで確認出来る。
 プロジェクトでは4つのアニメーション制作団体が、それぞれ7分から10分程度のオリジナルアニメ作品を制作する。制作過程で効果的なオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)を行い、技術継承のノウハウを蓄積する。各団体のプロジェクト予算の上限は2695万円(税込)だ。

 応募団体は商業アニメの制作の実務を知り、制作や人材育成能力を保有していることなどになる。2社以上のコンソシアームも可能で、応募時に指導スタッフ(監督、プロデューサー、作画監督、アニメーター等)と育成対象者(アニメーター、制作進行等)のリスト、予算配分計画書、人材育成プランなどが必要になる。
 もうひとつ重要なのは、制作するオリジナルアニメ作品の企画である。こちらは「脚本またはあらすじ」、「キャラクターデザイン」、「絵コンテ」を提出する。

 募集要項や応募書類は、日本動画協会公式サイトにてダウンロードする。受付は6月24日17時必着(持込不可)となる。応募された書類を元に選定委員会の審査により4団体が選定される。

「あにめのたね」公式サイト 
https://animenotane.jp

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