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住友商事が未就学児向けアニメ製作 YouTubeで毎週配信
- 2019/4/9
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近年アニメ関連事業をアクティブに展開する住友商事が、キッズアニメの製作に乗り出した。住友商事が100%出資するメディアエンタテイメト会社SGデジタルメディアは、キッズ向けのアニメシリーズ『ハッピースマイル♡ドリーム』を製作した。2019年4月7日よりネットで動画配信を開始した。
配信のプラットフォームとなるのはYouTubeチャンネル「キッズライン♡Kids Line」で、4月7日をスタートに毎週日曜日に新エピソードを追加していく。各エピソードは1分、また1話でスト-リーが完結する。
「キッズライン♡Kids Line」は、キッズYouTuberのこうくん、ねみちゃんの動画を中心に配信している。国内有数のキッズ向けYouTubeチャンネルとして人気が高い。『ハッピースマイル♡ドリーム』は、「キッズライン♡Kids Line」の世界観と番組ストーリーを連動し、視聴者との親和性を高める。
子どもたちの視聴が伸びているYouTube、その中で人気の高いYouTuberを積極的に取りこんでいく。新しいかたちのアニメを目指す。
『ハッピースマイル♡ドリーム』のターゲットは、未就学児となる。可愛いキャラクターが活躍するストーリーに、知育アニメーションの要素を盛り込んだ。親子で楽しく、安心できるものとする。また子どもたちに愛されるテーマとして「ハッピー」と「スマイル」「ドリーム」を掲げて、それをタイトルに盛り込んだ。
また主人公コーヤンとネーミンのデザインは、日本の折紙をモチーフとした。これ以外にも日本の伝統玩具をテーマとしてキャラクターも予定する。日本の伝統文化もアピールする。
近年タブレットやスマホを通じた動画番組の視聴時間が伸び続けている。このなかでSCデジタルメディアは、保護者が子どもに見せられる番組のニーズが高まっているとする。そこで子どもに安心して見せられ、かつ学びにつながるアニメの企画・制作をした。
こうした需要は国内だけでなく、世界にあるともする。今回YouTubeをリリースメディアに選んだのも、無料でグローバルに視聴できることも理由と言えそうだ。SCデジタルメディアは今後も子どもたちに愛されるキャラクターや作品の創出に挑むとし、キッズビジネスに積極的だ。