東京MXが春アニメライナップに30作品発表、アニメ事業局長で新人事

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 アニメの放送に積極的な東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は、2019年4月期のアニメ番組情報を発表した。引き続き新作アニメを多くラインナップし、その数はおよそ30作品となる。
 目玉タイトルとしてGREEが展開する人気スマホアプリゲームを原作とした『消滅都市』、マンガ原作の『鬼滅の刃』を挙げている。『鬼滅の刃』は2016年より「週刊少年ジャンプ」で連載される人気作品だ。それぞれ土曜日と日曜日の23時半から24時という視聴者の多い時間帯に放送される。

 アニメ番組はヤングアダルト向けの作品が中心で、月曜日から日曜日の深夜帯に万遍なく置かれている。特に週末は土曜日が23時半~26時(日曜日2時)、日曜日は22時~25時過ぎ時間帯に固められている。TOKYO MXが、アニメに相当力をいれていることがわかる。
 また15分枠以下のショートアニメシリーズが多いのも特長になっている。『ストライクウィッチーズ
501部隊発進しますっ!』、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』、『洗い屋さん!~俺とアイツが女湯で!?~』などが新作タイトルである。

 TOKYO MXはまた、2019年4月1日付の組織改編、人事異動も明らかにしている。アニメを担当するアニメ事業局でも異動があった。
 これまでアニメ事業局長は常務取締役の前嶋宏氏に委嘱されていたが、新たにアニメ事業局アニメ事業部長の北澤晋一郎氏が就任する。アニメ事業部長には同事業部副部長である徳島悠木氏が昇格する。

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