フジテレビ2019年以降のラインナップ発表「BEASTARS」や「PSYCHO-PASS3」

『BEASTARS』

 3月14日、フジテレビは東京お台場のフジテレビ本社にて「アニメラインナップ発表会2019」を開催した。同局のヤングアダルト向けのふたつのアニメ枠「ノイタミナ」、「+Ultra」のタイトルの最新情報が明らかにされた。
 2019年以降の発表済タイトルはテレビシリーズが8タイトル、さらに劇場3タイトルと、ボリュームたっぷりとなった。発表会の様子はYouTube LIVEやニコニコ生放送などでも配信され、即時にファンに伝えられた。フジテレビのアニメにタイトルに対する力のいれ具合が伝わるものだ。

 アニメに対する積極的な取り組みは、個性たっぷりの作品が並んだラインナップからも窺われる。今回、新たに製作発表になったのは「ノイタミナ」では『ギヴン』と『PSYCHO-PASS サイコパス 3』、「+Ultra」では『BEASTARS』と『空挺ドラゴンズ』である。
 「ノイタミナ」は既報の幾原邦彦監督の『さらざんまい』が4月から、「+Ultra」は渡辺信一郎監督でボンズがアニメーション制作の『キャロル&チューズデイ』が4月から。『BEASTARS』が10月からとされているため、『キャロル&チューズデイ』は4月~9月の2クール(半年)とみてよさそうだ。

 『ギヴン』はキヅナツキ原作のBLマンガ。アニメーション制作はLercheが務め、バンドに情熱を向ける少年たちを描く。
 『PSYCHO-PASS サイコパス 3』は、主人公二人に新たなキャラクターを登用する。シリーズはスタートから7年経つが、すでにテレビシリーズ2本、劇場版4本と長大なタイトルとなっている。今回は新たな展開で作品を一新することになる、同じ世界観を共有する別のストーリーを描くことで、息の長いタイトルに育てようとする方向性が見て取れる。

 「+Ultra」は、世界に向けてエッジの効いた作品を届けると2018年10月からスタートした。作品群からは、SFやファンタジー、重厚なストーリーとの特長が現れている。
 ふたりの少女が音楽を通じて出会う『キャロル&チューズデイ』も、火星移民、AIの登場と今回SFテーストが濃厚な作品であることが分かる。
 『BEASTARS』は2018年にマンガ賞を総ナメした板垣巴留のマンガが原作。擬人化された肉食獣と草食獣が共に暮らす世界での微妙な獣たちのバランスのなかで、ドラマが繰り広げられる。
 『空挺ドランズ』もマンガ原作。「good!アフタヌーン」に連載されている異世界で繰り広げる龍捕りをする捕龍船の乗組員たちの物語だ。
 もうひとつ「+Ultra」の特長とするのが、CGアニメ志向の強さだ。第1弾の『イングレス』がクラフター、『revisons リヴィジョンズ』が白組、『BEASTARS』がオレンジ、『空挺ドラゴンズ』がポリゴン・ピクチュアズと5作品のうち4つまでがCGスタジオ制作となっている。世界を目指すとする「+Ultra」の武器として、CGアニメを重視していることがわかる。

【「ノイタミナ」】
https://noitamina.tv/
1月~『約束のネバーラン』
4月~『さらざんまい』
7月~『ギヴン』
10月~『PSYCHO-PASS サイコパス 3』

【「+Ultra」】
http://plus-ultra.tv/
1月~『revisons リヴィジョンズ』
4月~『キャロル&チューズデイ』
10月~『BEASTARS』
2020年1月~『空挺ドラゴンズ』

【劇場映画】
初春『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』3部作
春『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』
秋『冴えない彼女の育てかた』

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