ハピネット第2四半期減収減益 玩具苦戦、映像音楽・ゲームのパッケージも低調

ファイナンス決算

エンタテインメント商材の流通大手ハピネットの2017年3月期第2四半期の業績は減収減益だった。売上高が724億4800万円の13.7%減少となり、営業利益も8億4400万円(54%減)、経常利益7億4100万円(60.1%減)、当期純利益3億2900万円(72.4%減)と利益の落ち込みが大きかった。事業の低調は各事業にわたり玩具、アミューズメントがいずれも減収減益、ビデオゲームは減収赤字、映像事業のみが減収増益となっている。
ハピネットは、玩具や映像・音楽パッケージ商品、ビデオゲームのパッケージ商品を主力事業としている。しかし、近年のコンテンツのデジタル化によりパッケージ商品の流通が減少しており、さらにネット通信販売業者による自社流通の拡大が業績に影響を与えていると見られる。

玩具事業の売上高は315億8500万円(9.1%減)、営業利益は7億6800万円(38.9%減)。『仮面ライダーゴースト』や『魔法つかいプリキュア!』などバンダイのキャラクター商品が堅調だったが、全体では苦戦した。
映像音楽事業はパッケージ市場全体が低迷しており、売上高は165億1600万円(4.8%減)である。インターネット配信の普及に影響を受けているという。ただし、好調だった自社アニメタイトルの利益率が高かったことから、営業利益は1億4600万円(1.6%増)と微増だった。

ビデオゲーム事業も、デジタル配信の影響を受けている。ゲームソフト配信の拡大、スマートフォン向けゲームの普及でパッケージ市場全体が低迷した。売上高は143億200万円と29.2%もの減少と306Aつた。営業損失は在庫処分の減少で、前年同期の5000万円から3600万円まで縮小した。
アミューズメント事業はカプセル玩具の自動販売機やキッズ向けのカードゲームが中心になる。売上高は100億4500万円(14.0%減)、営業l利益は6億4200万円(44.4%減)。

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