TOKYO MX 2019年秋改編で新作アニメ33本編成 スフィア主演のドラマ番組も

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 首都圏を広く放送エリアとする東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は、2019年秋期以降もアニメに積極的に関わる。9月20日、TOKYO MXは2019年秋改編情報を発表し、10月からの編成や主要番組も明らかにした。
 なかでもアニメは主要ジャンルで、さらに強化する。TOKYO MX1では秋から新作アニメシリーズを33タイトルスタート、さらに継続作品も含めて約60タイトルを毎週放送する。国内有数のアニメ放送となる。

 アニメ放送は地上波、BSと他局でも少なくないが、TOKYO MXの特長は時間帯の良さだろう。月曜日から日曜日の21時以降に毎日多数のアニメ番組が集中的に放送され、新作タイトルもここが主戦場だ。若者に人気の高いアニメで若年者層を一挙に獲得する狙いとみられる。
 月曜日の『バビロン』(22時~)、木曜日の『アズールレーン』(23時30分~)、さらに土曜日の『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』(23時30分~)、『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』(24時~)など話題作も多い。

 さらに月曜日から金曜日の19時~20時もアニメ枠となっている。こちらはキッズから10代に人気のアニメが集まる。特に10月からは金曜日をキッズアニメ向けと定める。『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』、米国に人気アニメーション『スポンジボブ』を編成する。
 TOKYO MXがカバーする首都圏は、地上波キー局が大きな力を持っている。しかしいずれも19時から23時のゴールデンタイムからはテレビアニメシリーズを撤退している。だがアニメは依然人気の高いシャンルでニーズは消えていない。TOKYO MXはこの空いた部分の視聴者のニーズを埋める。

 キッズ・ファミリーからコアファンまで幅広いアニメファンを狙うのは、10月からスタートする新ドラマ『劇団スフィア』にも表れている。『けいおん!』などでの活躍でお馴染みの人気声優ユニット スフィアが主演するオリジナルドラマだ。
 番組はとくお組、艶∞ポリス、TAIYO MAGIC FILM、□字ック、劇団子供鉅人といった人気劇団で活躍する脚本家や演出家がスフィアを主演でドラマに挑戦するものだ。コメディ、サスペンス、SF、シリアス、ホラーなどテーマも様々になる。人気声優の魅力を打ち出すことで、声優ファンの取り込みも目指すことになる。
 昨今はアニメを配信で観る機会も増えている。しかし多くの人に同時にプッシュ型で届けるテレビの役割はまだまだ大きい。そんなかでタイトル数の多さと巧みな編成で、TOKYO MXの影響力はあなどれない。

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