デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEG ジャパン)は、2018 年に発売されたブルーレイディスクの中で最も優れた商品を表彰する「日本ブルーレイ大賞」の受賞作品を発表した。
今年で第 11回となったアワードは、ブルーレイのソフト・機器メーカーが加盟するDEG ジャパンによって実施されている。デジタルエンタテイメントの普及を目指す活動の一環だ。毎年、高品質・高画質のブルーレイディスクの特長を活かした商品を顕彰する。ジャンルごとに選ぶカテゴリー部門が7つ、画質や音質を基準にしたクオリティ部門3つを設けている。
アニメーション関連では、アニメ賞(邦画)とアニメ賞(洋画)の2部門が設けられている。アニメ賞(邦画)は劇場興行でも大ヒットになった『劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』が選ばれた。毎年充実した特典も特長になっているシリーズのブルーレイだが、今回もデジタル絵コンテ集やアートボードなどを収録して、作品世界をより楽しめるようにした。
アニメ賞(洋画)はストップモーションで世界を席巻するライカの『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』。劇場ではピクサーやディズニー作品のような大きな興行にならなかったが、口コミで好評価を獲得している。それだけにブルーレイの活躍が期待される。
このほか高音質賞では、ピクサー・アニメーションが制作した『リメンバー・ミー』が選ばれた。音質の分野でもアニメーションが存在感を発揮した。
今回受賞した10作品からさらに審査を重ね、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞が選ばれる。2 月 19 日開催される第11回日本ブルーレイ大賞授賞式で発表される予定だ。