「正解するカド」東映アニメの初CGアニメTVシリーズ CM実写監督にはアニプレ高橋祐馬を起用

正解するカド

 2017年4月よりテレビアニメシリーズ『正解するカド』がスタートする。近年、テレビアニメは制作本数が増加傾向にあるが、その中でも『正解するカド』は大きな注目を集めそうだ。
 本作は東映アニメーションがアニメーション制作を担当するオリジナルアニメだ。全編をCGアニメとする。東映アニメーションと言えば、グラフィニカが制作を担当したセルスタイルの劇場CGアニメ『楽園追放 -Expelled From Paradise-』の大ヒット作がある。また、「プリキュア」シリーズのダンスシーンのCGはお馴染みだ。
 しかし、CGアニメによるオリジナルテレビシリーズは初だ。70年近い歴史を持つ日本を代表するアニメスタジオがセルスタイルのCGで新たにテレビアニメに挑戦する。

 スタッフは実力派、そしてジャンルを超えた人材を起用する。総監督の村田和也は、『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』、『翠星のガルガンティア』といったヒット作を送り出してきた。シリーズディレクターに渡辺正樹、脚本は『2』『know』などの代表作のある野崎まど、演出にはアニメーターとしても活躍するりょーちも。キャラクターデザイン・有坂あこ、CGディレクター・加藤康弘らだ。
 プロデューサーの野口光一は、『楽園追放 -Expelled From Paradise-』も担当してきた。今回も視聴者を驚かすような新しさを目指すことになるだろう。
 放送情報は現在は明らかにされていない。しかし、骨太な物語、世界観はヤングアダルトより高い年代を狙った深夜アニメ系の作品と見られる。そうした点でもファミリー・キッズを得意としてきた東映アニメーションにとっては異色作になる。

 映像も気になるところだが、4月の番組スタートに先駆けて、1月24日深夜に本編映像も組み込んだ新PV第1弾がTOKYO MXにてテレビ放送されることになった。1月24日23時27分30秒から23時30分まで2分半にも及ぶ映像となる。
 PVはアニメ1分半、それに実写1分から構成。アニメパートには、主人公・道幸路朗やメインキャラクターたちが姿を見せる。さらに実写パートでは、この場で初めて明かされるアニメのキャストが登場したコンセプトトレーラーとなる。この実写パートの監督を本作の宣伝プロデューサーであるアニプレックスの高橋祐馬が務めるのも話題になりそうだ。こんなところからも、これまでにない驚きをといった作品への意気込みが伝わる。
 伝統のスタジオと最先端の映像、放送開始まで残り2ヵ月あまりの『正解するカド』の挑戦が注目される。

テレビアニメ『正解するカド』
http://seikaisuru-kado.com

総監督: 村田和也
シリーズディレクター: 渡辺正樹
脚本: 野崎まど
演出: りょーちも
キャラクターデザイン: 有坂あこ
プロダクションデザイン: 真庭秀明
CGディレクター: 加藤康弘
キャラクター・スーパーバイザー: 宮本浩史
色彩設計: 岩沢れい子
撮影監督: 石塚恵子
グラフィックデザイン: 鈴木夏希
プロデューサー: 野口光一
アニメーション制作: 東映アニメーション

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