プロダクション I.G、ライド型VR映像で「攻殻機動隊」「進撃の巨人」制作

企業ニュース

 プロダクション I.Gが、2018年に新たなVR映像を実現した。搭乗型のビーシクルとVR向けのヘッドマウントを連動させたライド型シアターのVR映像である。
 2018年11月2日に東京・青海のダイバーシティ東京 プラザにオープンするアトラクション「hexaRide」向けの作品だ。士郎正宗の『攻殻機動隊』を原作にした「攻殻機動隊 GHOST CHASER」である。12人乗りのビーシクル「Q-Ride」により、『攻殻機動隊』の世界に入り込んだような体験が出来る。

 「hexaRide」は、台湾発のシアター型のライド機器である。これを開発した台湾のBrogentと講談社、電通がBrogent Japan Entertainmentを設立、国内外にむけて「hexaRide」対応のVR向けソフトを開発する。
 そこでVRと親和性の高い作品として第1弾に『攻殻機動隊』に白羽の矢が立ったとみられる。さらに「攻殻機動隊 新劇場版 VIRTUAL REALITY DIVER」でVR映像に実績が高いプロダクション I.Gが加わった
 講談社はこれとは別に2017年10月に、講談社VRラボというVR分野の新会社も設立している。次世代コンテンツとして、VRにかなり積極的だ。今回のプロジェクトも次世代コンテンツVRの本格的な商業利用の側面がある。

 第1弾となった「攻殻機動隊 GHOST CHASER」の監督には「攻殻機動隊 新劇場版 VIRTUAL REALITY DIVER」でも活躍した東弘明を起用する。脚本に藤咲淳一、キャラクターデザインに黄瀬和哉とトップクリエイターが並ぶ。製作は「攻殻機動 GHOST CHASERGHOST」製作委員会、作品制作にプロダクション I.G、配給をBrogent Japan Entertainmentとする。
 観客が乗るビージクルは6方向に可動し、360度VRの映像と連動する。約8分間、クザン共和国で開催される次世代兵器調整会議に参加する国防大臣の護衛のため電脳空間にダイブし、反政府軍と戦闘することになる。価格はひとり1000円(税込)。これまでにない映像体験となりそうだ。

 さらに「hexaRide」では、第2弾 コンテツもすでに用意している。こちらの制作もプロダクション I.Gが開発する。
 諫山創の人気マンガ『進撃の巨人』が題材だ。タイトルも「進撃の巨人 崩落の塔 」とすでに決まっている。体験時間は約6分になる予定だ。

「hexaRide」公式サイト http://www.hexaride.jp

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 「NEW MOTIONーthe Next of Japanese Animationー」
     世界最大規模の国際アニメーション映画祭であるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で、今年大規…
  2. 「ラフ∞絵」展
    優れた絵はいかにして生まれるのか? その謎は絵を生みだす制作過程で見ることでわかるかもしれない。しか…
  3. ビリビリ ファニメーション
     2019年3月23日、国内最大規模の総合アニメイベントAnimeJapan 2019が、4日間の予…
ページ上部へ戻る