エイベックス第3Q大幅増益もアニメ部門は減収減益、映像ソフトの下げ大きい

ファイナンス決算

 2月8日に、2018年第3四半期決算を発表したエイベックスの業績が堅調だ。連結売上高は1210億円と1.6%の微減となったものの、営業利益は46億5100万円(22.4%増)、経常利益は48億7200万円(60.7%増)、当期純利益は21億1200万円(前年同1700万円)と大きく伸びた。
 売上げは映像配信の不採算業務を終了したこともあり伸び悩んだが、収益面ではこれが貢献した。また音楽パッケージの好調が全体を牽引した。安室奈美恵の「Finally」が225万枚を超えたほか、Kis-My-Ft2、SKE48などが人気だった。

 エイベックスは事業を音楽、アニメ、デジタルの3つに分けている。このうちアニメ事業は伸び悩んでいる。売上高は第3四半期までで106億9000万円と、19.6%の減少となった。営業利益も25億円から13億1200万円(48.1%減)と下げ幅が大きかった。
 売上高の減少は、DVDやBlu‐rayのアニメ映像パッケージの影響が大きかった。前年同期は期中に総計90.6万枚を販売し、売上高も60億3300万円であったが、今期は53.8万枚で売上高も37.4%減の37億7500万円にとどまっている。
 一方、ライセンスなどが中心となるアニメノンパッケージ部門は売上高69億1400万円と4.9%減にとどまっている。売上高比率は2/3以上がノンパッケージ部門となり、事業の多角化が進んでいることが判る。

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