「ルパン三世」TVアニメPART5製作発表 フランス舞台に18年4月スタート

テレビ

 長年人気のアニメシリーズの最新作の製作が正式発表された。2018年1月16日、トムス・エンタテインメントは、テレビアニメ『ルパン三世 PART5』を4月より、日本テレビにて放送、Huluにて配信をスタートすることを明らかにした。

 新シリーズの舞台は現代。ルパンたちはデジタル社会を舞台に、ワルサーP38といった拳銃は勿論のこと、インターネットやモバイルなどデジタルガジェットを駆使して敵に立ち向かう。さらに今回は、フランスを舞台にする。
 2015年に30年ぶりに放送された『ルパン三世 PART4』は、イタリア、サンマリノを舞台にしていたが、これに続きグローバルで活躍することになる。作品の人気の国際化も反映していそうだ。
 実は今回のシリーズの製作は、昨年7月にフランスのジャパンエキスポで、先立って公表されていた。積極的な海外展開も目指していることが判る。

 『ルパン三世』は、1967年にマンガ家のモンキー・パンチが原作の連載をはじめたのがスタートだ。1971年に初めてテレビアニメとなり、これまで4度テレビアニメシリーズが製作された。さらに25本のテレビ映画、8本の劇場映画、さらにOVAとアニメの世界は広がり続ける。歴代のアニメーション制作スタッフには、宮崎駿、高畑勲、大塚康生、大和屋竺、吉川惣司、鈴木清順…と錚々たる顔ぶれが並ぶ。
 今回のアニメーション制作は、トムス・エンタテインメントのグループ会社テレコム・アニメーションフィルム。監督はPART4で好評を博した矢野雄一郎、キャラクターデザインも横堀久雄が続投する。
 一方でシリーズ構成には『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『DEVILMAN crybaby』の大河内一楼を起用した。シリーズに新しい風をもたらしそうだ。また音楽は第一作からお馴染みの大野雄二だ。

 またトムスは同日、『あしたのジョー』を原案とする『メガロボックス』の公式サイトとPVを初公開している。『メガロボックス』が、ギアテクノロジーと肉体を結合させた未来のボクシングを描いた作品であることを明らかにした。50年前の名作を大胆に再構築する。驚きの展開だ。こちらも2018年春に放送を開始する。
 トムスはこれまで数々の傑作アニメを世に生みだしてきた。2018年は『ルパン三世 PART5』、『メガロボックス』とそうした遺産を、新しいかたちで活性化させる挑戦の年になりそうだ。

『ルパン三世 PART5』
https://lupin-pt5.com/
『メガロボックス』
http://megalobox.com/

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