東映アニメーション バンダイ、小学館の共同プロジェクト「爆釣バーハンター」アニメ化発表

企業ニュース

 東映アニメーション、バンダイ、小学館と、国内エンタテインメントの大手3社が協力したマンガ、玩具、アニメのクロスメディアプロジェクトが発表された。「爆釣バーハンター」プロジェクトで、2018年3月よりマンガ連載、玩具販売がスタートする。
 また東映アニメーションがアニメを製作することも決まっている。様々なかたちで楽しめるキッズ向けの大型企画になりそうだ。

 『爆釣バーハンター』は、「身の回りにあるバーコードの奥に“バーソウル”と呼ばれる未知の生命体が住む“バーコード海”が広がっている」という設定に基づいて展開する。「爆釣バーロッド」を用いることで、AR(拡張現実)でこの“バーソウル”を釣りあげ、る。釣りコレクションする。
 3月15日に刊行される雑誌「月刊コロコロコミック」(小学館)でまずマンガ連載を開始する。続いて、3月17日にバンダイが「爆釣バーロッド」の玩具を発売する。アニメのリリース時期については今回明らかにされてなかったが、まずマンガが玩具で先行し、アニメ化でいっき火をつけようとする狙いも読みとれる。

 キッズ向けの玩具にマンガ、アニメを連動させるのは、エンタテイメントの世界では長年行われてきている伝統的なビジネスだ。東映アニメーションとバンダイでは、これまでにデジモンといった大ヒット作もある。
 ただしこうした大きなクロスメディアは、通常のアニメやマンガと比べてもプロジェクト予算は大きくなりがちだ。それだけにかなり気合のはいったものになるだろう。新たな人気コンテンツが飛び出すのか、『爆釣バーハンター』の今後が注目だ。

「爆釣バーハンター」公式サイト「大漁!!爆釣市場」
http://bbh.b-boys.jp/

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. MIFA東京都ブース2023
     東京都がこの10月、11月に、アニメーション分野で海外進出を目指す企業や個人事業主に向けた連続セミ…
  2. 新潟国際アニメーション映画祭
     2023年3月に第1回が実施され好評を博した「新潟国際アニメーション映画祭」の第2回開催が、このほ…
  3.  日本のアニメが国内外で人気を博する一方で、アニメーション制作の現場の疲弊が進んでいる。慢性的な人材…
ページ上部へ戻る