50周年記念「ルパンは今も燃えているか?」TMSが製作発表 総監督にモンキー・パンチ

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 アニメ製作会社大手のトムス・エンタテインメントンは、2017年12月20日、モンキー・パンチの人気マンガ『ルパン三世』原作誕生50週年を記念したアニメ制作決定を発表した。作品タイトルは、『ルパンは今も燃えているのか?』、アニメーション制作をトムス・エンタテインメントを担当し、総監督は原作者モンキー・パンチが自ら務める。
 発表にあたりモンキー・パンチは、「今までの『ルパン三世』が詰まった そして新しい試みも含んだ内容をアニメーションで表現しました。」とコメントしている。総監督以外のスタッフ、作品のリリース形態、次期、ストーリーなどは未発表で、詳細は今後随時発表するとしている。
 一方で、今回明らかにされたタイトル『ルパンは今も燃えているのか?』は、1971年10月に初放送されたアニメシリーズ第1作の第1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」を引用しているとみられる。こんな場所からも、アニメシリーズの集大成との意欲が読み取れる。

 トムス・エンタテイメントは、これとは別に今年7月にフランス・パリで開催された日本カルチャーの巨大イベントJapan Expoの開催に合わせて、『ルパン三世』フランス語版公式サイトにて、テレビシシーズ第5弾の製作を明らかにしている。
 発表にあたっては、これまでフランスで使用してこなかった「ルパン三世」のタイトルで、同国でもリリースされるとした。今回発表のあった『ルパンは今も燃えているのか?』と同一プロジェクトなのか、異なるプロジェクトかは明らかにされていないが、原作誕生から50年、『ルパン三世』のアニメプロジェクトがますます活発化していることは間違いないようだ。

 『ルパン三世』は、1967年に青年マンガ誌「漫画アクション」で連載が始まった。1971年には大隅正秋や宮崎駿、高畑勲が演出に参加した最初のテレビシリーズがスタート、これが人気を博した。その後、第2シリーズ、第3シリーズ、さらに1978年の『ルパンVS複製人間』、79年の『カリオストロの城』などが製作されている。
 90年代、2000年代はテレビスペシャルが中心だったが、2010年代になると『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、第4シリーズとテレビシリーズが再び製作されている。『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』とスピンオフも活発で、「ルパン三世」ブランドの積極的な活用がされている。
 さらに2015年からの第4シリーズは、イタリアを舞台に同国との共同製作となり、海外で先行放送された。「ルパン三世」の国際展開にも積極的だ。
 50周年の最後を飾るとする『ルパンは今も燃えているのか?』もこれまでにない大きな展開が期待される。

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