2017年3月23日から26日まで、東京ビッグサイトにて国内最大規模のアニメ総合イベントAnimeJapan 2017が開催される。
なかでも23日と24日の2日間、会議棟にて実施されるビジネスエリアは本イベントの特徴だ。「アニメ関連ビジネス市場の拡大」、「商談の活性化」、「ビジネス来場促進」を掲げ、ビジネスマッチングやライセンス販売の場を設ける。2016年は3300人のビジネス関係者が来場した。
規模も役割も年々拡大するビジネスエリアだが、2017年も新たな企画が設けられる。「AJ×ABPF アニメビジネス大学」と題したビジネスセミナーが実施される。AnimeJapan 2017とABPF(アニメビジネス・パートナーズフォーラム)が協力し、3月23日、24日の両日に会議棟にて行う。
2017年のAnimeJapanは、ビジネスエリアでの国内ビジネスの活性化に力を入れるとしている。ABPFは2013年より、アニメ企業と一般企業をビジネスで結びつけることを目的に日本動画協会が主催してきた。AnimeJapan 2017では、「アニメ活用ビジネスの基礎講座」をテーマに開催する。セミナーはビジネス来場登録者を対象とする。プログラムの詳細は2017年2月頃を予定している。
このほかビジネスエリアでは、アニメキャラクター紹介パネルも設置する。人気キャラクターとそのライセンス窓口を紹介するもので、こちらもこれからアニメビジネスに取り組みたいという人に向けたものだ。
一方、これまではビジネス関連の発表もあったオープンステージは、企画イベントや新作アニメの発表、トークイベントが中心となる。増加するステージイベントのニーズに応える。
これとは別に25日、26日にビジネスセミナーが用意されている。「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT(仮)」「Manga-Anime Gurdians Project 2017(仮)」などが発表されているが、今後さらに増える見込みだ。
またクリエイションエリアでもセミナーステージが用意されている。こちらはプロダクション I.G取締役兼シグナル・エムディ代表取締役社長の森下勝司氏の「アニメの〈企画〉について」、スタジオジブリで長年、動検の仕事に携わった舘野仁美氏の『アニメの〈動画〉を描いてみよう』が予定されている。
AnimeJapan 2017 ビジネスエリア
http://www.anime-japan.jp/business/outline/