ハリウッドのアニメーション製作最新トレンド 米国アカデミー協会の専門家がセミナーで解説

講演

 日本国内だけで、世界でも映画業界におけるアニメーションの存在感が増している。大型ヒット作が相次ぐ一方で、制作本数も拡大の一途だ。こうした大きな変化のなかで、グローバルなアニメーション製作の現場はどう変わっているのだろうか?
 映画の本場ハリウッドからその最新状況を紹介するセミナーが6月に相次いで開催される。2017年6月16日 (金) コングレスクエア日本橋にて実施される「配信ビジネスで変わるハリウッドのアニメーション製作」と、6月18日 (日) AP新橋虎ノ門にて「世界展開を目指すアニメーションの企画開発手法」だ。経済産業省の委託事業として、公益財団法人ユニジャパンが主催する。

 両日とも、米国・映画芸術科学アカデミー(米国アカデミー協会)で短編・長編アニメーション部門長を務めるビル・クローヤー氏が講師として登壇。激変する世界のアニメーション業界の最新トレンドを語る。
 2日間のセミナーは、16日は映像業界でますます勢いを増すインターネット配信を中心に、18日はディズニーやピクサーなどでも採用されている企画開発手法のシステムがテーマになる。いずれも映像ビジネスに関心があれば見逃せないものになるだろう。

 クローヤー氏はCGアニメーションの第一人者として長年業界で活躍してきた。現在は米国アカデミー協会でアニメーション分野の要職につき、米国のアニメーション市場の最新動向に詳しい。
 16日は、いま世界のアニメーション映画業界直面するインターネット配信が引き起こした映画興行、マーケティング戦略やコンセプトづくり、作品内容にまで及ぶ変化を解説する。とりわけ米国では長編アニメーション映画が優位性を持つようになっていることなどに触れる。
 18日は、企画開発手法だ。ディズニーやピクサーなどで採用されるシステム化されたストーリー開発やサポートする技術、ツールについて。18日のセミナーは英語でのトークとなり、通訳なども挟まない。実際に海外とのビジネスにかかわっている日本のコンテンツビジネス関係者が主な対象者になる。

 いずれのセミナーも、申込みやセミナーの詳細は情報サイトにて確認できる。現在もアカデミー賞協会において業界を俯瞰するクローヤー氏の話は貴重な機会になりそうだ。

「配信ビジネスで変わるハリウッドのアニメーション製作」
https://producerhub.go.jp/information/event/20170616.html
2017年6月16日 (金) 16:00~18:00 (開場15:30)
会場: コングレスクエア日本橋 ホールB
講師: ビル・クローヤー (日英同時通訳)
参加費: 無料

「世界展開を目指すアニメーションの企画開発手法」
https://producerhub.go.jp/information/event/170618.html
2017年6月18日 (日) 15:00~17:30 (終了後に別途交流会開催予定)
会場: AP新橋虎ノ門 会議室C
講師: ビル・クローヤー (英語のみ)
参加費: 無料 (交流会費として実費3000円程度)

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