東京・新宿地区で映画のホットスポットとして人気のテアトル新宿で、若手アニメーターの一年間の成果が披露される。テアトル新宿は2017年4月22日(土)から28日(金)までの一週間、「あにめたまご2017」の4作品をレイトショー上映する。
上映は各回20時50分から、チケット料金は1,100円(水曜日:1,000円、リピーター割引:1,000円)。来場者全員に「あにめたまご2017」の公式パンフレットがプレゼントされる。
「あにめたまご」は、2011年より文化庁が実施する若手アニメーター等育成事業のことだ。1年間かけて20分あまりのオリジナル企画を若手アニメーターが中心となって制作する。制作の過程で、より進んだ技術の取得を目指す。
プロジェクトは2006年よりスタートし、今回で6回目を迎えた。毎年、4つの制作団体がそれぞれ1作品を制作するが、上映会では完成したばかりの作品をまとめて上映する。
今回の参加作品は『ちゃらんぽ島(ランド)の物語』(制作会社:スタジオコメット)、『RedAsh -GEARWORLD-』(スタジオよんどしい)、『げんばのじょう-玄蕃之丞-』(日本アニメーション)、『ずんだホライずん』(ワオ・コーポレーション、スタジオ・ライブ、SSS合同会社)の4つとなる。冒険活劇や民話、地方活性化キャラクター、キッズ向けなどユニークな作品が並んだ。
上映会場となるテアトル新宿は、良質な傑作を世の中に発信することで映画ファンから愛されてきた。アニメファンには、『この世界の片隅に』や『時をかける少女』のムーブメントの発信シアターとしてお馴染みだ。今回は、アニメ文化振興の試みに協力する。
また4作品は新宿での上映に先駆けて、東京アニメアワードフェスティバル2017でも3月11日に完成披露試写会が開催される。当日は、制作に参加した若手アニメーターをはじめとするスタッフが登壇する予定だ。
あにめたまご2017
https://animetamago.jp/
テアトル新宿
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/