2月18日に全国公開した『劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の観客動員数が、公開から17日目にあたる3月6日に100万人の大台を超えた。6日現在の動員数は101万2331人になる。
動員に伴って興行収入も順調に伸びている。こちらは3月6日現在で、13億7073万8380人となる。10億円突破から6日間でさらに3億7000万円を積み上げた。公開から3週間目を迎えたが、依然客足は衰えをみせていない。
3月11日からいよいよ4週目に入るが、10日からは話題の4DX/MX4Dの上映がスタートする。料金の単価が高いこともあり、興行収入のさらなる拡大に貢献しそうだ。
日本でのヒットから、今後は海外の動向も期待される。『ソードアート・オンライン』は、海外でも若い世代から高い人気を獲得しているからだ。
すでに韓国、台湾、シンガポール、フィリピンでは本作は公開している。台湾・台北では初週末の興収で第3位、韓国では第10位と好調さを発揮している。
さらに今後は3月9日に、米国で公開をする。こちらは一夜限りのイベント(One Night Event)とされているが、都市部を中心に数日間上映する劇場も少なくない。ロサンゼルスのダウンタウンにある大型シネコンLA Liveでは9日から16日までの8日間の上映を予定している。これはアカデミー賞の長編アニメーション部門の選考基準であるロサンゼルス地区で1週間以上の商業公開の条件をクリアするものでもある。
また同日にはオーストラリアとニュージランドでも公開、4月にはドイツ公開も予定している。いずれも日本公開から期間を空けないのが特長となっている。全世界での公開はトータル1400館以上を予定しており、日本の当初公開の151館の10倍近くに達する見込みだ。