角川ゲームスの人気タイトル『√Letter ルートレター』の米国での実写化企画が動き出した。日本のエンタテイメント企業アカツキの米国法人Akatsuki Entertainment USAは、2019年9月20日、実写版『√Letter』の撮影開始を発表した。
『√Letter ルートレター』は、2016年に角川ゲームスより発売されたPlayStation4とPS Vita向けのミステリーアドベンチャーゲーム。島根県を舞台に、15年前の文通相手を探しながら謎を解いていく。異色の舞台設定が注目を浴び、グローバルでの販売本数が40万本を超えるヒットになった。
米国実写版では若手のソニア・オハラを監督に抜擢、脚本はサバイバルホラー『アローン・イン・ザ・ゼット』のデイビッド・エーベルトフトを起用した。主演は2020年公開の『Top Gun: Maverick』の出演も決まっているダニー・ラミレス、キアナ・マリーとこちらもフレッシュな顔ぶれだ。
撮影開始の発表となったが、今回は米国での製作パートナー、配給会社などは明らかにされていない。また劇場公開、配信、Blu-ray/DVD発売などのリリースも形態の発表もなかった。作品の展開は、今後さらに煮詰めることになりそうだ。
Akatsuki Entertainment USAは、モバイルゲームやライブエンタテイメントのアカツキが日本コンテンツを原作に米国で映像展開を実現する会社として2017年秋に設立された。旧ALL NIPPON ENTERTAINMENT WORKSのスタッフらが中心となっている。
米国実写版『√Letter ルートレター』のプロデューサーにも、Akatsuki Entertainment USAのプレジデントのアンマリー・ベイリー氏と鈴木萌子氏が名前を連ねる。
『Letter ルートレター』
監督:ソニア・オハラ
脚本:デイビッド・エーベルトフト
主演キャスト:ダニー・ラミレス、キアナ・マリー、リディア・ハースト
Akatsuki Entertainment USA, Inc.
https://aktsk-ent.com/