ミクシィとアニメ会社トムス・エンタテインメント 共同でIP創出に取り組み


ソーシャル・ネットワーキング・サービスからゲーム事業に進出し大きな成功を収めたミクシィは、アニメ業界からも注目される企業だ。同社のスマホアプリゲーム代表作『モンスターストライク』をアニメ化、YouTubeのみでの配信と驚きを与えるビジネスで、2015年にアニメに進出したからだ。
さらに本作は劇場映画化され、2016年12月10日に全国公開する。テレビに頼らない、アニメに挑戦する。

ミクシィのアニメに対するアプローチは、『モンスターストライク』以外にも今後広がりそうだ。7月にミクシィと老舗のアニメ企業トムス・エンタテインメント(TMS)は、共同で新規の作品を制作することを明らかにした。その第1弾として、PCブラウザーゲーム『輪華ネーション』を開発する。
『輪華ネーション』は歴史のなかに登場した偉人たちが輪廻を経て、ある学園に集まるという世界観の作品だ。2016年秋のリリースに向けてすでに公式サイトと公式Twitterがオープンし、そこでゲームやキャラクターを紹介している。

『モンスターストライク』では社内スタジオのXFLAGが事業を担うが、TMSとの協業ではSNS事業のオレンジスタジオが事業展開するのも注目される。同社が得意とするコミュニケーションのノウハウを注ぎ込む。本作ではPC ブラウザーゲームだけでなく様々な展開をするとしているが、今後のアニメ化を視野にいれているかは不明だ。しかしミクシィが、アニメ会社が得意とする世界観やキャラクターの構築を積極的に取り組もうとしているのは確かだろう。
一方TMSにとっては、近年力をいれる事業の多角化のひとつになる。共同制作は第1弾としており、今後も両社の取り組みは続きそうだ。

『輪華ネーション』 http://www.link-a-nation.com/

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