
国内最大の国際アニメーション映画祭である東京国際映画祭が、2025年の開催日程を発表している。開催40年目、第38回となる今年は10月27日から11月5日までの10日間を予定する。会場はこれまでと同様に、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区を中心に展開するとのこと。劇場が多く、文化的な雰囲気の溢れる地域性を十分に活用することになりそうだ。
また映画祭が併催する国際マーケットであるTIFFCOM2025は、映画祭の日程と重なる2025年10月29日から10月31日までの3日間となった。文化とビジネスの両面から日本と世界の映画を盛り立てる。TIFFCOMの会場は、4月の段階では発表されていない。
東京国際映画祭は1985年にスタートしたアジアでも有数の規模を持つ国際映画祭だ。インターナショナルコンペティションを中心に、話題作から個性たっぷりの映画を紹介する。国内外から多くのゲストが集まることで注目されている。
2025年の第37回では、期間中に208本の作品が上映され、およそ6万1000人が鑑賞した。また178の登壇イベントがあり、海外からのゲストは2500人を超えた。
長編作品を中心にアニメーションにも力を入れており、2023年からは「ジャパニーズ・アニメーション部門」を再編したアニメーション部門を設け、国内外の作品を上映している。2024年は国内8作品、海外5作品、合計13作品が紹介されている。
第38回東京国際映画祭 https://2025.tiff-jp.net/ja/