マレーシア発のアニメヒーロー「メカアマト」、大作CGで日本公開

『メカアマトMovie』(Mechamato Movie)

 マレーシアが生み出した人気ヒーローが大作映画となって日本の劇場スクリーンに登場する。冒険アクションアニメーション『メカアマトMovie』(Mechamato Movie)が、イオンエンターテイメント配給で2024年1月19日から、全国公開する。
 『メカアマト』は、墜落した謎の宇宙船から現れたロボットのメカボットと出会った少年アマトが共に宇宙からやってきた邪悪なエイリアンのグラカカス将軍と戦う子どもたちのための冒険ストーリー。どんなものでもハイテク機器にメカナイズしてしまうメカボットが生み出すガジェットや、大胆なアクションなど見どころだ。

 作品はマレーシア生まれで、2021年よりカートゥーンネットワークやNetflixなどでシリーズ作品が放送されている。アジア太平洋地域を中心に高い人気を得ている。日本でもカートゥーンネットワークに加えて、TOKYO MXでも放送中だ。人気声優の村瀬歩や松岡禎丞らが吹替えをしているのも話題である。
 映画では、物語の発端になったアマトとメカボットの出会いを描いている。シリーズの前日譚にあたるから、映画だけでも作品として楽しめる。

 ストーリーだけでなく、3DCGのレベルの高さも見どころだ。近年、世界のCGアニメの制作拠点としてそのクオリティの高さから東南アジア、なかでもマレーシアやタイが注目されている。
 『メカアマト』のアニメーション制作のMONSTAは、2009年に設立。クアラルンプール郊外のサイバージャヤに拠点を持つ。これまでに『ボボイボーイ』といったヒット作を生み出している。『メカアマト』はそうした経験をもとに、豊富な才能と予算が投じられたことを窺わせる大作に仕上がった。
 本作ではロボットの変形やメカアクション、生き生きしたキャラクターに、そうしたクオリティの高さが遺憾なく発揮されている。アジアらしいキャラクター造形は日本のファンにアピールしそうだ。

 今回の劇場版は、マレーシアでは2023年10月31日に公開したばかり。マレーシアでは『アナと雪の女王』に続き、国内のアニメーション映画興行収入で歴代第2位との記録も打ち立てた。本国でのリリースに間を置くことなく、日本でのお披露目になった。マレーシアの最新のアニメーションを確認出来る。

『メカアマトMovie』(Mechamato Movie)
https://mechamato-movie.jp

監督・脚本: Nizam Abd Razak  
製作:Kee Yong Pin  
製作総指揮: Ezdiani Ahmad Fawz、Raja Jastina Raja Arshad

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