MAPPAが大阪に新スタジオ設立 3DCGなどデジタル中心のCGI部門

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 『呪術廻戦』や『ユーリ !!! on ICE』など数々のヒット作で知られるアニメ制作会社MAPPAが、大阪市内に新たなスタジオを設立する方針だ。2022年3月1日に同社より発表があり、スタッフ募集を開始した。今年中に設置場所を決め、開設準備を進める。
 MAPPAは現在、東京・杉並区に本社とスタジオを持つほか、2018年には仙台スタジオも設立している。東京スタジオは制作部、CGI部、演出部、作画部、ライツ事業部、企画開発部などから構成される。また仙台スタジオは主に動画と仕上げを中心とした作画を担っている。

 3つめの拠点となる大阪スタジオは、仙台とは異なった役割を持つことになる。CGI(Computer Generated Imagery)に特化する。3DCG部門からスタートし、背景や仕上、撮影、編集、デザインなどのデジタルワークスを担当するとみられる。近年、進展するデジタル制作に対応する。
 3DCGではCGソフトでシェアの高い3dsMaxだけでなく、普及が進んでいるBlenderも実制作へ投入する。大阪でアニメーション制作の最先端を目指す。
 さらに数年後には制作部や演出、作画部も設けるとしている。東京スタジオに匹敵する総合スタジオが想定されているようだ。

 大阪市に新スタジオを設立する理由として、在宅ワークの浸透で拠点分散が可能になったこと、関西在住のクリエイターや学生が地元を離れずにアニメ業界で仕事を出来ることを挙げる。
 大坂はアニメーション関連の専門学校や芸術系大学が多い一方で、総合アニメスタジオが少ない。人材獲得では東京よりもチャンスがあるとの判断もありそうだ。

 MAPPAは2011年に元マッドハウスプロデューサーで数々の傑作アニメを世に送り出してきた丸山正雄が設立。現在は設立メンバーの大塚学が社長を務める。2021年12月時点で250名のスタッフを抱える。
 設立当初より話題の作品を多く創り出している。『ユーリ!!! on ICE』、『劇場版 呪術廻戦 0』、『ゾンビランドサガ』、『進撃の巨人 The Final Season』などの代表作がある。
 近年はスタジオの評価の高さから制作タイトル数も急増している。仙台に続く、大阪への進出は製作基盤の拡大、強化も背景になっていそうだ。

MAPPA  https://www.mappa.co.jp/

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