一般社団法人アニメジャパンは、2017年3月23日から26日まで東京ビッグサイトにて開催されるアニメ総合イベント「AnimeJapan 2017」の出展企業・団体が、2016年12月8日の段階で182社になったことを明らかにした。これは2016年3月に開催されたAnimeJapan 2016の同時期発表の166社より10%近く多く、最終的な出展数も5%上回る。
出展企業・団体のうち158社がメインエリア、52社がビジネス取引に特化したビジネスエリアとなる。(重複企業あり)。今回は第一弾発表のため今後さらに増加する可能性はあるが、現段階でいずれも前回に引き続き、過去最高の記録を更新することになった。
出展企業・団体の増加は、開催規模の拡大も後押ししていそうだ。2017年は、これまで3日間であった開催期間を4日間にし、前半2日間をビジネスエリア、後半2日間をファンに向けたメインエリアでの実施とする。
同時開催するファミリーアニメフェスタ 2017と合せたメインエリア会場は、従来の東ホール1~6から東ホール1~8に拡大する。
今回発表されたメインエリアのブースは793小間。2016年の前年同時期の発表では、出展小間数は668小間だった。企業小間数の増加は18%を超え、出展企業の増加よりさらに大きい。2017年はお馴染みの企業ブースでも、これまでよりも大きくなる場所も増えそうだ。
2017年から新たに参加する企業も注目される。アニメ制作会社では、シャフトが新たに出展する。<物語>シリーズや『3月ライオン』などの人気作品を多く手掛け、先日は映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』のアニメーション制作も発表されただけに話題を呼びそうだ。
また大手ゲーム会社ながら、マンガ出版やアニメへの原作提供でも活躍するスクウェア・エニックスも、ブース出展する。音楽・映像のフライングドック、衛星放送のBSフジも新たな顔ぶれだ。また近年、会社やレーベルでなく、作品単位でのブース出展もみられるようになっている。進撃の巨人製作委員会は、2017年4月より放送開始予定の『進撃の巨人』ブースを予定している。
会場面積や参加企業・団体の拡大で、AnimeJapan 2017は動員人数でも、さらなる伸びが期待出来そうだ。
AnimeJapan 2017
http://www.anime-japan.jp/