KOTOBUKIYA、北米向けフィギュア・プラモ急伸で株価が過去最高

ファイナンス決算

 アニメファン向けのフィギュアやプラモデルの開発・販売の壽屋の売上高が急伸している。2022年11月14日に2023年6月期第1四半期の決算を発表。売上高は47億7100万円(39.7%増)と大きな伸びとなった。利益面でも営業利益9億2600万円(48.2%増)、経常利益8億6900万円(40.1%増)、当期純利益6億円(39.2%増)と上げ幅が大きい。
 国内の売上げ増加に加えて、今期は北米地域の好調が大きかった。北米売上は6億6300万円と前年同期のおよそ3倍にもなった。5億8700万円のアジアをも上回った。海外市場の開拓余地が大きいと株式市場では壽屋の株式に買いが集まり、11月16日の東京証券取引場グロース市場ではストップ高となった。前日比15%上昇の上場来高値1万1260円をつけている。

 その海外市場の売上高は四半期で13億3800万円、売上高に占める比率は約3割と中堅企業としては高い比率を維持している。国内では売上のおよそ7割がプラモデル、2割程度がフィギュアとなっている。しかし海外では全体の半分以上のシェアを占めるフィギュアが主力だ。
 国外で大きな市場は北米である。2022年ではリアル開催が再開されたロサンゼルスのアニメエキスポやサンディエゴ・コミコンに出展するなどプロモーションに力を入れた。フィギュアやプラモデルの売上が好調に推移している。
 アジア向けではプラモデルが堅調だ。日本と同様、『メガミデバイス』や『フレームアームズ・ガール』が主力タイトルとなる。

 国内売上高は34億3200万円、44.1%増と高い伸びとなった。好調だったタイトルは、アニメ『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のロキシー・ミグルディアのフィギュア、『メガミデバイス』と『フレームアームズ・ガール』のプラモデルなど。コロナ禍の影響から回復しつつある直営店舗での販売で、にじさんじ関連商品が好調に推移しているとする。
 営業利益の拡大は利益率の高さに支えられている。円安による現在料費価格の上昇も現在はこなしており、通期では売上高160億円を目指す。

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