映像産業振興機構(VIPO)は、2022年6月14日から17日までフランス・アヌシーで開催されるアニメーションの国際見本市MIFAに商談ブースを出展する。このほどこのブースでの商談参加企業の募集を開始した。
海外共同製作など事業パートナーを探したり、作品PRなど考えるアニメーション・映像関連企業が対象となる。参加企業になるとMIFAの登録費用1名分を負担するほか、VIPOブースの商談での活用が可能になる。また渡航宿泊費や現地移動費等が「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(J-LOD)」の対象となる可能性もある。
MIFAは世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際映画祭の併設見本市として、同じ期間中に開催されている。アニメーションに特化した見本市として番組販売のほか、ピッチやセミナー、ネットワーキングミーティングを通して企画の売り込みやビジネスマッチングも行っている。
VIPOはアニメのほか映画・テレビ番組・ゲーム・マンガ・音楽など、日本のコンテンツの国際展開を支援する組織である。2022年度は経済産業省の「コンテンツ海外展開促進事業」の一環として、海外の複数の国際見本市などに参加、日本企業の売り込みを支援する。
アヌシーでは2社から4社程度の参加を募集する。応募対象は日本のアニメーションの海外販売に関する権利を保有する日本企業。担当者が自ら英語で商談や問い合わせへの対応し、海外PRや海外セールスをすることとしている。
申込期限は2022年4月27日17:00まで。応募企業の中から審査のうえ、参加企業を決定する。
MIFA(アヌシー国際アニメーション映画祭併設マーケット)
VIPOブース参加企業募集
https://www.vipo.or.jp/news/29278/
2022年6月14日(火)〜17日(金)
フランス・アヌシー