「進撃の巨人 LAND」大型メタバースThe Sandboxに登場、アバター・NFTを販売

「進撃の巨人 LAND」

 人気マンガ『進撃の巨人』を題材にした本格的なメタバースが登場し、世界に向けて展開する。コンテンツプロデュースのMinto、モバイル/ウェブビジネスのコプロは、香港のメタバースプラットフォーム運営企業のThe Sandboxと共に講談社からライセンス許諾を受けた。『進撃の巨人』初のメタバースゲーム「進撃の巨人 LAND」を運営すると発表した。
 『進撃の巨人 LAND』は、The Sandboxの中でも特に大掛かりなメタバース体験空間の実現を目指す。プレイヤーが『進撃の巨人』の世界を感じるようなアトラクションやイベントを今後準備する。またメタバース内では、アバターやNFTなどを販売することでビジネスとする。

 『進撃の巨人』は2009年に諫山創が連載をスタートしたダークファンタジーの巨編。巨人が徘徊する世界で、巨大な塀に囲まれた都市に住む主人公のエレン達が生き残るために巨人と戦う姿を描く。2021年4月に物語は完結したが、単行本の累計発行部数は世界累計1億4000万部を超え、いまでの世界中で大きな人気を誇る。
 
 The Sandboxは2012年に誕生、その後ブロックチェーンとゲームをメタバースのプラットフォームで結びつけることで新世代のエンタテイメントとして注目を集めるようになった。オープン型のメタバースで独自の仮想通貨を持つのも特徴だ。現在は世界で4000万ユーザーを抱える。
 また大型コンテンツとパートナーシップに積極的で、ワーナー・ミュージック、ユビソフト、アディダス、エイベックスなど300以上のパートナーシップを結んでいる。
 日本企業のコプロは2008年に設立されたモバイル/WEBサイトをベースとしたビジネスプロデュースを中心とする。Mintoはアニメ・マンガなどのエンタテイメント分野で、テクノロジーと社会の変化を活かした新ビジネスを目指している。

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