日テレHD タツノコ減収減益、アンパンマンミュージアムが赤字に

ファイナンス決算

 日本テレビホールディングス(日テレHD)の2020年3月期の決算で、グループのアニメ製作会社タツノコプロの通期業績が開示されている。
同社の通期売上高は16億2300万円で前年比18.6%、また営業利益は1400万円(88.2%減)、経常利益は2200万円(80.9%減)、当期純利益は900万円。減益幅の大きな減収減益となった。2019年は主要制作作品で『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』があったが、作品数が比較的少なかった。

 また日テレHDのグループ会社では、全国五カ所のアンパンマンミュージを運営するACMも減収。小幅ながら赤字に転落した。売上高は40億4600万円と8.7%増となったが、営業損失7900万円、経常損失3900万円、当期純損失5000万円だった。
 アンパンマンミュージは主力の横浜の施設が、2019年11月入館者数累計1000万人を越えるなど人気を集めている。しかし新型コロナ感染症拡大を受けて、2月29日より横浜を含めて仙台、名古屋、神戸、福岡の全てで臨時休館を実施、現在も継続している。これが収益面に悪化につながったとみられる。

 映像ソフト・音楽ソフト事業のバップも赤字だった。売上高は133億8200万円と7.3%増となったが、営業損失が14億6100万円、経常損失が12億5200万円、当期純損失が12億3700万円。二期連続赤字と厳しい経営が続いている。

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