ブシロード上期半期売上げ195億円、海外向けTCG伸長で利益急拡大

ファイナンス決算

 ブシロードの今期業績が、好調を維持している。2022年2月14日に発表された22年6月期第2四半期決算では、連結売上高が195億7400万円と前年同期の180億2600万円を上回った。
 今期から決算期が変更されることから前年伸び率は発表されていないが、利益の伸びが際立った。営業利益は17億300万円(前期1億5800万円)、経常利益は25億8100万円(1億620万円)、当期純利益は18億3700万円(1億9100万円のマイナス)だ。

 業績の好調は最大事業部門のトレーディンカードゲーム(TCG)部門の貢献が大きい。第1四半期に過去最大の売上高を記録したが、その勢いが続いている。
 特に海外売上の伸びが著しく、英語版「ヴァイスシュヴァルツ」で「五等分の花嫁」、英語版限定タイトルの「RWBY」が期間中の英語版TCGの売上は20億円に迫り、TCG部門全体の69億3600万円のなかでも無視できない大きさになっている。これに伴い海外法人のBushiroad International Pte. Ltdの売上も25億円を超えた。

 しかしアプリゲームなどのゲーム部門の売上は、41億6000万円、前年同期比で25%減と下げ幅が大きかった。「D4DJ Groovy Mix」「新テニスの王子様 RisingBeat」「ヴァンガード ZERO」は好調だったが、「D_CIDE TRAUMERE」などゲーム部門全体では厳しかった。
 カプセルトイなどのMD部門は「原神」や「五等分の花嫁」が好調、出版やウェブメディア、代理店事業のメディア部門も好調だ。BanG Dream!製作委員会などの配分収入もメディア部門に計上されている。

 ライブIP事業は音楽部門、スポーツ部門を合わせて売上高47億5400万円、営業損失1億200万円。依然、コロナ禍の影響が残るようだ。ライブ映像ソフトやストリーミング配信は好調だったが、劇団飛行船の公演中止や制限が響いた。
 スポーツ部門も女子プロレス「スターダム」が好調、新日本プロレスも含めて、スポーツ事業会社ブシロードファイトは2四半期連続で過去最高売上高を記録した。

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