フィールズ第2Q業績が急回復、今後は「シン・ウルトラマン」やNetflixとの協業も期待

ファイナンス決算

 遊技機やコンテンツ事業を手がけるフィールズの業績が急回復している。2021年11月11日に発表された2022年第2四半期決算では、連結売上高前年の3.5倍にあたる373億4800万円に躍進し、利益面でも30億円以上あった損失が黒字浮上した。営業利益が3億5800万円、経常利益が5億9700万円、当期純利益は3億1500万円となる。
 ホール運営の遊技機の新規導入意欲が高まり、販売台数が大きく伸びているのが業績回復の要因だ。また業務コストの削減も継続的に実施した。

 コンテンツ関連事業も堅調な動きを見せている。近年は、グループ企業の再編・整理を進めてきたが、現在は「ウルトラマン」シリーズを管理する円谷プロダクションとVFX映像のデジタル・フロンティアに集約し、それぞれが成長軌道にある。
 円谷プロダクションは、デジタルサービスプラットフォーム「TSUBURAYA IMAGINATION」やECサイト「TSUBURAYA STORE ONLINE」、さらにライブ配信などネットを活用した事業拡張に積極的だ。また『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』をテレビ放送し、往年の人気作『ウルトラマンティガ』の配信にも力をいれることでファン層の拡大を図っている。海外展開にも力をいれている。Netflixやマーベルとの協力、中国などのアジアでの商品売上も拡大している。
 今後は劇場公開予定の『シン・ウルトラマン』の展開に期待がかかる。本作は企画・脚本を庵野秀明氏が務めた。

 CGやVFX制作のデジタル・フロンティアでも、Netflixとの取り組みが注目されている。今年3月にNetflixtと複数年、複数作品の制作協力の業務委託契約を締結しているからだ。国内有数のCG、VFX技術を成長する配信向けドラマ・映画でも活用することになりそうだ。

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