神山健治監督の新作長編はWOWOWオリジナル、「永遠の831」22年1月放送

永遠の831

 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』監督や『ULTRAMAN』共同監督で活躍する神山健治の新作長編アニメが有料放送局WOWOWのオリジナルタイトルとして制作さられる。このほど本作のタイトルが『永遠の831』であることが明らかにされた。
 発表時期は2022年1月を予定、WOWOW開局30周年記念として放送されるが、リリースにあたり配信にも言及されている。テレビ放送のほか配信での視聴の可能性もありそうだ。
 スタッフ情報は限られているが、神山健治は監督だけでなく、脚本も務める。またアニメーション制作は独自のCGアニメーション制作技術を追求するCRAFTERが担当する。神山健治はCRAFTERの代表取締役共同CEOも務めるが、これまで長編やシリーズアニメの同スタジオでの制作はなく、CRAFTERの掲げる「スマートCGアニメーション」でどう表現するのかも注目になりそうだ。

 神山健治はプロダクションI.Gで『人狼 JIN-ROH』の演出を経て、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズで一躍注目を浴びた。その後も『東のエデン』、『精霊の守り人』、『009 RE:CYBORG』などの話題作を手がけた。
 近年は荒牧伸志監督との共同監督でCGアニメに積極的だ。『ULTRAMAN』、『攻殻機動隊 SAC_2045』、『BLADE RUNNER: BLACK LOTUS』(21年配信開始予定)と大作が続く。さらにワーナー・ブラザース世界配給の『The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim』の監督に抜擢されるなど多忙だ。

 『永遠の831』は神山監督にとって、2017年の『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』以来の長編となる。監督・脚本を務めることからより神山色の濃い作品となりそうだ。
 もうひとつ注目されるのはWOWOWオリジナルとされていることだ。現在、映像配信プラットフォームの躍進により配信オリジナルアニメへの関心が高まっているが、そのほとんどが外資系配信会社によるものである。国内の配信会社の活躍も期待されるが動きは鈍い。そのなかで有名監督のオリジナルに乗り出したのがテレビ局というのは興味深い。
 今回公表されたのはビジュアルだけであらすじなども明らかでない。まだまだ情報は少ないが、今後は公式サイトと公式Twitterアカウントで随時提供していくとしている。

『永遠の831』
https://eienno831.com
2022年1月放送・配信予定
監督・脚本:神山健治
アニメーション制作:CRAFTER

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