ツインエンジンが取締役を拡大、電通・吉崎圭一氏、スタジオコロリド・金苗将宏氏ら

提携

 アニメ製作の持株会社ツインエンジンが、経営強化を目指して取締役を増員する。現在は代表取締役の山本幸治氏以下3名、計4名の取締役会だが、2020年10月1日付で新たに3名の取締役が就任する。
 まず経営管理本部本部長の根本慎太郎氏とグループのアニメーション制作会社の代表取締役である金苗将宏氏を取締役に起用する。また同社の資本提携先である電通で執行役員・プライム・エグゼクティブ・プロフェッショナルを務める吉崎圭一氏を招く。

 電通は2019年4月にツインエンジンの第三者割当増資の引受先として株主となり、同社に出資、資本業務提携を結んできた。今回の吉崎氏の取締役就任で、両社の連携をさらに強化してアニメーションの価値の創出を目指す。
 また根本慎太郎氏は大手金融機関を経て、アニメ製作会社ゴンゾの取締役として活躍した。資金調達や株式上場、M&A、新規事業の立ち上げなどに経験がある。
 金苗将宏氏は2015年にスタジオコロリドに入社。同社の代表作『ペンギン・ハイウェイ』などの制作プロデューサーを務めている。スタジオコロリドは今夏には長編アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』なども発表、ツインエンジングループを代表するアニメスタジオである。

 ツインエンジンは2014年にフジテレビ出身のプロデューサー山本幸治氏が設立した。複数のアニメーション制作会社をグループ会社にする持株会社で、アニメの企画・製作からの統合的なビジネスを目指す。
 短期間で急成長しており、自社出資によるアニメ製作も特徴になっている。『どろろ』や『ヴィンランド·サガ』、『ゴールデンカムイ』といった代表作がある。

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