アニメ製作大手アニプレックスは、2020年10月1日付のグループ各社の役員・執行役員の人事異動を明らかにした。
アニプレックス本体では、新たに川井弘昭氏が執行役員に就任する。川井氏はこのほか、アニメーション制作会社のA-1 PicturesとCloverWorks、ゲーム会社のQuatro A、アニメ映像企画のリアルト・エンタテインメント、3DCGアニメーション制作のBoundaryの取締役に就く。グループ全体の経営に関わる。
一方、アニプレックスの執行役員専務の石橋正は退任する。ソニー・ミュージックエンタテインメントの知的財産戦略グループ副代表に異動した。石橋氏はA-1 Pictures、CloverWorks、Quatro A、Boundaryの取締役も退任、川井氏と入れ替わるかたちだ。
リアルト・エンタテインメントでは、石橋氏が代表取締役会長を退任し、取締役社長の鎌形英一氏が代表取締役社長に昇格する。
リアルト・エンタテインメントは、アニメなどの映像製作とライセンス運営によるアニメプロデュースを目的に2018年に設立された。『NOBLESS‐ノブレス‐』や『神之塔 -Tower of God-』といった作品の企画をしている。