国際番組見本市MIPCOM 参加人数が過去最高1万4000人 日本特集も話題

MIPCOM 日本特集

世界最大規模の国際番組見本市として知られるMIPCOMが、2016年の参加者の概要を発表した。10月17日から20日までの4日間の参加者は、108ヵ国から1万4000人となった。これは過去最高となる。
このうち4900人がバイヤー、さらに1500人は映像配信プラットフォームの関係者であったという。映像配信ビジネスを巻き込むことで、MIPCOMへの関心は再び高まっているようだ。
またMIPCOMに先立って15日、16日に開催された子ども番組の国際見本市MIPJuniorの参加者も1600人、バイヤーは630人であった。バイヤーの数は前年比10%増、世界的に子ども番組へのニーズが高まっているのを反映した。期間中は260もの新しい企画がプレゼンテーションされた。

2016年は日本特集が掲げられ、日本の映像作品にスポットが当たったのも話題のひとつである。MIPCOMのオープニングパーティーが日本をテーマに開催されたのを皮切りに、数々の特集企画、シンポジウムなども実施された。
基調講演はソニーの代表取締役兼CEOの平井一夫氏、開発が進む4K、8Kの映像について語った。またVR(仮想現実)、そしてアニメーションと海外市場など、日本の最新の映像事情も紹介された。このほか日本の最新映画・番組を紹介する「Treasure Box Japan」、アニメビジネスの現状をテーマにした「Japanimation Out of the Box」ではソニー・ピクチャーズ エンタテインメント代表取締役の滝山正夫氏とディヴィッドプロダクション代表取締役の沖浦泰斗が、日本アニメビジネスの現況とダイナミズムを披露した。
MIPJuniorでも 「Producing children’s programming for Japan」の講演が設けられた。NHKの土橋圭介氏とソニー・ クリエイティブプロダクツのソニー・ クリエイティブプロダクツの鳥尾文孝氏が日本で求められる子ども番組について話した。日本から海外に目が向けられることが多い中で、海外から日本という視点が基調だ。

このうち主要なものは、MIPCOMの公式サイトにて詳細レポートが掲載されている。

■ https://goo.gl/YyUUPv
前半 平井一夫氏による基調講演
後半 「Treasure Box Japan」 日本の放送各局による番組紹介

■ https://goo.gl/IMTF1q
「Japanimation Out of the Box」 日本のアニメビジネスの概要
滝山正夫(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント代表取締役)/沖浦泰斗(ディヴィッドプロダクション代表取締役)

■ https://goo.gl/R01c5j
「Producing children’s programming for Japan」 日本への子ども番組の売り込み方
土橋圭介(NHK編成局展開戦略推進部チーフ・プロデューサー)/鳥尾文孝(ソニー・ クリエイティブプロダクツ海外事業本部 本部長)

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