『やわらか戦車』から『英国一家、日本を食べる』、『アグレッシブ烈子』まで、ファンワークスは時代の感性をとりいれながら誰でも楽しめるアニメを創り出してきた。当たりはずれの多いアニメ業界において、独自のポジションで常にヒット作を送り出す。
ファンワークスはどうしてそれが可能なの? そんな作品を生みだす特別なノウハウがあるのだろうか? そんな作品づくりの秘密を明かすアニメーション制作講座が、9月から開講する。ファンワークスがプロデュースする「クリエイターのためのアニメーション講座」だ。
講座はファンワークとキャラクター・データバンク、一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)と協力するものだ。9月5日から4週間連続で火曜日18時半から20時半まで全4回、ワークショップ形式でアニメーション制作を学ぶ。
映像の基礎から始まり、実際にアニメーションを作る作画演習、Abode After Effectsの基礎と応用、作品講評などから構成される。さらに今回の講座ならではのセルフプロデュース術の指南もある。
ファンワークスの特徴のひとつに、手作り感のあるクリエイターの作品を、巧みなマーケティングを駆使して人気を広げていくことがある。ここでは受講生が作成したキャラクターをサイトやTwitter、Facebook、YouTube、LINEクリエイターズスタンプなどで発表するためのスキル、テクニックを紹介する。作品の作り方と広げ方を合わせた講座というわけだ。
受講対象は、フォトショップ、イラストレーターなどのデジタルツールでキャラクターデザイン経験のあるクリエイター。講座を通じて、人から一歩抜け出すテクニックを学ぶ。
受講料は全4回で一般30,000円、CBLA会員だと15,000円。詳しくはファンワークスのサイトで確認できる。
「クリエイターのためのアニメーション講座」
http://fanworks.co.jp/news/20170627/