2000名収容の横浜ライブハウス、コーエーテクモゲームス設立 運営にZepp

音楽

 コーエーテクモゲームスが横浜みなとみらい地区に新たに建設するとしていたライブハウス型ホールの運営をソニーミュージックグループのZeppホールネットワークが担当することになった。2017年3月30日に発表された。
 新ホールは「(仮称)KT Zepp Yokohama」として、2020年春のオープンを予定する。横浜みなとみらい21(47街区)に三菱地所が建設中の複合施設に立地する。
 複合施設は、この他にコーエーテクモゲームスの新本社、約230室のホテルから構成される。ホールは約3,000㎡、スタンデイング時には約2000名を収容する。

 Zeppは国内主要都市で大型ライブハウスを運営するが、横浜は2月に開業したばかりのZepp Osaka Bayside、2018年開業予定のZepp Fukuokaに続く8つ目の施設となる。
 運営に先立ち、コーエーテクモゲームスとZeppは設計段階から共同で計画を進める。またZeppとコーエーテクモゲームスの音楽・エンタテインメントのノウハウを活用する。

 コーエーテクモはこれまでも、自社ゲームブランドを活用したライブイベントを多く開催してきた。とりわけ女性向けのイベントに強みを持つ。一方、Zeppはアニソンアーティストのライブ、声優イベントも積極的に実施している。
 「KT Zepp Yokohama」は、ゲームファン、アニソンファンに見逃せないホールになりそうだ。また首都圏のライブ会場の不足が指摘するなかで、大きな力を発揮することが期待される。

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