コーエーテクモ通期決算が前年微増 売上高過去最高で堅調

ファイナンス決算

 ゲーム事業のコーエーテクモホールディングスの業績が引き続き堅調だ。4月26日に発表された2019年3月期通期連結決算は、前年比で微増ながら売上高、各利益で経営統合以来最高を更新した。また当期純利益は9期連続の増加だった。
 連結売上高は389億6800万円(0.1%増)、営業利益は120億9200万円(3.3%増)、経常利益は183億700万円(0.1%増)、当期純利益は136億9400万円(5.2%増)。引き続き高い利益率が特長となっている。

 主力タイトルは『信長の野望・大志 with パワーアップキット』『Winning Post 9』。スマートフォンアプリゲームでは、『新三國志』が好調だった。また「ω-Force」ブランドの『無双OROCHI3』が累計出荷本数70万本に、「Team NINJA」ブランドの『仁王 Complete Edition』は全世界累計販売本数が250万本に達した。
 売上高の7割近くを占める国内で堅調で前年2.1%の増加だった。海外はアジアが24.3%増と大きな伸びとなり売上高比率も前年の13.3%から16.5%に拡大した。しかし北米が11.2%減、ヨーロッパが37.8%の減少と不調であった。

 コーエーテクモホールディングスは、今後もさらある成長を目指す。中期経営計画では2021年3月期の売上高510億円、営業利益170億円、経常利益210億円を掲げる。そのためには販売本数500万本クラスのタイトルと月間売上高10億超のスマホアプリゲームを実現する必要があるとする。
 2020年1月には本社の横浜・みなとみらいの移転も決まっている。新本社にはライブハウス型ホールが隣接する。今後はeSportsやライブイベントなど多方面な展開にも力を入れるとしており、さらなる成長を期待することになりそうだ。

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