「ブラック★★ロックシューター」製作と制作スタッフを発表 監督に天衝
- 2021/10/8
- ニュース
2007年にイラストレーターhukeの手で創り出された「ブラック★ロックシューター」が、2022年に新たなかたちとなる。2021年9月に本作の新アニメプロジェクト『ブラック★★ロックシューターDAWN FALL』製作が発表され大きな話題を呼んだが、このほど放送時期とスタッフの陣容が明らかになった。
番組は2022年春にテレビアニメとして放送される。またアニメーション制作はバイブリーアニメーションスタジオとバイブリーアニメーションCGとなる。2017年に設立されたばかりの新鋭だが、すでに『アズールレーン』、『五等分の花嫁∬』で実績がある。
制作スタッフが充実している。監督は『アズールレーン』や「グリザイア」シリーズの天衝、シリーズ構成・脚本は作家で『PSYCHO-PASS サイコパス』『ベルセルク』のヒット作もある深見真、SF作家の吉上亮がシリーズ構成協力と脚本にクレジットされる。ハードテーストのストーリーが期待される。
製作に「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 製作委員会」と並び「UNLIMITED PRODUCE by TMS」が並んでいるのも注目される。UNLIMITED PRODUCEは7月に大手アニメ会社トムス・エンタテインメント(TMS)が発表したプロデュース事業のブランドである。TMS制作以外の作品を他社スタジオと協力して世に送り出すとしている。
第1弾として『バイオハザード:インフィニット ダークネス』が配信作品とリリースされたが、テレビアニメシリーズでは『ブラック★★ロックシューターDAWN FALL』が初となる。新しいかたちのアニメビジネスの枠組としても関心を集めそうだ。
「ブラック★ロックシューター」はイラストレーターhukeが2007年にpixivやブログで発表したキャラクターがスタートになっている。その後supercellのryoによる楽曲とhukeに映像が動画投稿サイトでは票されたことで大反響を呼んだ。フィギュアやグッズ、ゲーム展開が人気となり、2012年にはテレビアニメ化されている。今回は10年ぶりのアニメ化になるが、これとはだいぶ異なった様相になりそうだ。
国内外で根強い人気がある「ブラック★ロックシューター」だけに、新アニメプロジェクトは作品の新たな人気の火付け役も期待される。
『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』
2022年春TVアニメ放送
https://blackrockshooter-dawnfall.com/
原作:huke
監督:天衝
シリーズ構成・脚本:深見真
シリーズ構成協力・脚本:吉上亮
キャラクター原案:huke
コンセプトデザイン:友野るい、石渡マコト(ニトロプラス)、太田幼女(ニトロプラス)
キャラクターデザイン/総作画監督:野中正幸、中川耀
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ、バイブリーアニメーションCG
製作:ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 製作委員会
UNLIMITED PRODUCE by TMS