IT大手のMIXIがこの12月に新たなアニメブランドをスタートする。「MIXI_ANIME」のブランドでIPコンテンツ投資や企画・開発・プロデュースを行う。「キャラクターや物語のちからで豊かなコミュニケーションに貢献し、ユーザーに幸せなサプライズを提供していく。」とのミッションを掲げている。
2022年12月23日には、ブランドサイトオープン予定だ。アプリゲームやスポーツなど幅広い事業を手がけるMIXIだけに、今後の動きも注目される。
ブランドサイト立ち上げに先立って、「MIXI_ANIME」オリジナルコンテンツ第1弾がこのほど発表された。日本全国のお城が巨大ロボットになるというもので、まず熊本城、高松城、会津若松城の3つが登場するショートアニメを公開された。
短編ながら監督にはロボットものに定評のある大張正己を起用、語りとして『新世紀エヴァンゲリオン』綾波レイ役や『名探偵コナン』灰原哀役の林原めぐみを起用する。イベントに出展などで作品の認知を高めていくとする。
MIXIは今後もIPコンテンツへの投資をさらに進める。オリジナルコンテンツを中心にキャラクターや作品を中心に展開することになりそうだ。
MIXIは2016年頃からエンタテイメント事業XFLAGのひとつとしてアニメ製作を手がけてきた。映画『プロメア』や『モンスターストライク』などのヒット作も生み出している。そのXFLAGは、今年10月にミクシィが社名をMIXIに変更することに伴いブランドを廃止、MIXI全体に統合されている。
MIXIの今後のアニメ事業の行方は不透明であったが、「MIXI_ANIME」として新たにスタートを切ることになる。同時にこれまでよりもオリジナルIP開発に目を向けるものにりそうだ
『城郭合体オシロボッツ』
https://oshiro-robots.com/