「銀河鉄道999展」にジオラマや設定資料、杉並アニメーションミュージアムで開催

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 東京都杉並区にあるアニメの体験・展示施設「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」で、『銀河鉄道999』をピックアップした企画展示が実施される。2022年4月9日から6月26日を予定している。
 本作はマンガ家・松本零士のマンガ作品を原作に東映アニメーションがアニメ化、1978年にテレビシリーズの放送開始。1979年に劇場版、1981年にはその続編『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』が公開された。1970年代末から80年代初めにかけて一世風靡した人気作品である。

 今回の企画展では、これらの関連資料を展示する。登場人物紹介や設定資料、さらに数々のフォトスポットも用意される。999号の客室内を再現した実物大ジオラマ、車両先頭部分の大型模型などをみどころとしている。
 また企画関連上映会も実施する。テレビシリーズの『銀河鉄道999』より、第1話「出発のバラード」、第16話「蛍の街」、第113話「青春の幻影 さらば999 後編」をピックアップされる。

 また5月17日までは、ミュージアムでは「伝説のアニメーター 大塚康生さん 追悼展」も開催されている。中3階の展示フロアが会場になり、2021年に逝去した大塚康生氏の関連資料の展示となる。2020年に刊行された『大塚康生画集 「ルパン三世」と車と機関車』の誌面、山陰中央新報に連載された紙面nパネル展示などから構成される。こちらも企画上映があり、記録映画『飄々~拝啓、大塚康生様~』が鑑賞できる。

 「銀河鉄道999展」、「大塚康生さん 追悼展」、いずれも入場は無料。ミュージアムは10時~18時までで、月曜日は休館日となる。
 ミュージアムは杉並区が2003年が開館した「杉並アニメ資料館」を前身に、2005年に今のかたちになった。日本動画協会が運営を受託している。また東京工芸大学が2018年より命名権を持ち、施設名の前にその名前を冠している。

杉並アニメーションミュージアム 公式サイト https://sam.or.jp/

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