ポケモン最新TVシリーズ Netflixが米国独占配信、3ヶ月毎にエピソード追加

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 映像プラットフォームのNetflixとポケモン・カンパニー・インターナショナル(The Pokémon Company International)が、『ポケットモンスター』新作テレビアニメシリーズの米国独占配信を6月12日にスタートする。4月23日に両社が発表した。
 日本では2019年11月からテレビ東京系列で毎週放送されている最新シリーズで、世界観を一新、従来のメインキャラクターであるサトシのほか新キャラクターのゴウを登場させたダブル主人公が話題となった。番組タイトルもシリーズサブタイトルをつけることなく『ポケットモンスター』とだけしている。

 『ポケットモンスター』は、日本だけでなく世界的に人気が高いことでよく知られている。米国では1998年以来、シリーズは地上波キー局や地方局、アニメ専門チャンネルなどでたびたび放送されてきた。しかし最新シリーズは日本での放送開始以来、米国で展開されていなかった。それが今回Netflixの独占タイトルに決まった。シリーズが米国で配信独占となるのは今回が初だ。
  2020年6月12日にまず最初の12話分をまとめて配信する予定だ。さらに3ヵ月ごとに新エピソードが追加される。
 Netflixはすでに今年2月にシリーズの最新長編映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』も劇場公開を経ずに、独占タイトルとして配信している。幅広い世代で人気の『ポケットモンスター』を戦略タイトルとして囲い込む狙いがありそうだ。

 Netflixはオリジナルアニメの独占タイトルで、日本のアニメファン、アニメ関係者からもますます注目を集めている。しかしその関心はヤングアダルトから成人層に向けた作品に集まりがちである。
 しかし世界で1億8300万の契約世帯を持つNetflixにとっては、ファミリー/キッズ向けの作品も重要なカテゴリーになっている。特にライバルとして短期間で急成長する「Disney+」がこの分野を得意するだけになおさらだ。
 ファミリー/キッズ向けラインナップの強化戦略として、『ポケットモンスター』独占もあるとみていいだろう。Netflixはこの他、日本と北米を除く世界でのスタジオジブリ作品の独占配信も決めている。ファミリー/キッズ向けでも日本アニメが重要な役割を果たしている。

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